実家近くの小さな神社の境内にあった蜜柑の木
物語にでてくるような、ユーモアと知恵を授けてくれそうな顔をしてる。
2010年、今年もなにごともなく
「おめでとう」といちねんがはじまった。
お正月はおせち食べて、姪っ子とトランプして、年賀状書いて、
音楽を聴きながらぷらぷらと、ひとり散歩した。
林檎ちゃんの唄を口ずさみ、ぷらぷらと歩く。
枯れ木、ハートの落書き、雲と飛行機、鎖のループ、路肩の椿、
ゲートボール場の事務椅子、冬の空、翻る足下
生きているうちは
ずっと旬だと
いまを感じて 覚えて いつもより
生きて
生きて
いきていよう