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転んで、開いて

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ジョンレノンの命日であり父の誕生日でありパールハーバーの日である、
12月の水曜日。それはさておき、忙しいなかとれた貴重な休日なので、
朝からはりきってまいろうと、昨夜は床についたはずなのだが...
目が覚めるとお腹がゴロゴロでくしゃみ連発。

こりゃいかんということで風邪薬を飲んで少しだけ横になったはずが、
目が覚めると昼過ぎ、、、ありゃ、こりゃほんとにいかんと焦って、
今日中になんとかせねばの案件を袋につめ、よろよろと自転車を漕いでいづみさんへ
向かう途中、なんともない段差につまづき自転車ごとステんと転ぶ。
手をやったらマズいと寝ぼけ頭で判断したらしく、両膝から思いっきり着地...(涙
いつもそうだけど、転ぶときってなんであんなにスローモーションなんだろ?
おかげですっかり目が覚めて、いづみさんにぶじ到着。
ふぅ。


で、案件のカバン。
今回、ハトメとナスカンを使ってカバン本体に革紐を取り付けようとしているのだが、
このナスカンとやらが見かけより使い勝手がよろしくなく、想定してたようにはいかない。
それで別の方法はないかといづみさんに相談したとこ、
Dカンの継ぎ目を一旦開いてハトメに通し、また閉じて革紐との接合部を作っては?
とのことで、さっそくやってみることに。
しかし、固い金属のDカンを自力で開閉するのはどうみても無理そうなので、
いづみさんに工具を使って開閉してもらう。
「テコの原理を使えば固い金属も難なく動く」という理屈を頼りに、
えい、えい、とやるも、そこは理屈どおりにはいかず、うんともすんとも言わない。
こりゃ無理かなとあきらめかけた瞬間、ぐにゃっとカンが開いた!

家に帰り、Dカンにレザーを取り付けようやくひとつ、これというものが完成。
まだまだ先は長いけど、あきらめずにひとつひとつだな。

たった数百円の金具のために尽力して下さったいづみさん、
いつもながら、ありがとうございます。






昨夜、プロフェッショナルの再放送を観ながら、いろんなことを考えた。
いつも心に問いかけている言葉が、キーワードとして何度となく語られていたからだ。





今年もあと少しでおしまいとなる。
そして、ものづくりの節目となる10年まで、あと2年。

「これまで」を、どう「これから」につなげていけるだろう?


これからが、ほんとうのはじまりなのかもな。
by cotomono | 2010-12-08 22:08
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