新しい水路

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あけまして、おめでとうございます。

さて、年が明けて昨年のことを書くのも何ですが、、、
昨年12月の展示会は少し大げさに言うと、人生の節目となるようなものでした。

一昨年の7月、3ヶ月のドイツ滞在から日本に戻り、それから長い移行期間を過ごし
て来ましたが、今回の展示会をもって、ようやく新しいフェーズに移行できたことを
実感しています。お力添え頂いたすべての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

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昨年始めに、”今年は新しい水路をつくるような気持ちで日々を過ごそう”と
内成る誓いを立て、この日記にも、今回の展示会に至るまでのあれこれを時折
散文的に書いてきましたが、実際にカタチとして行動に移し始めた7月からの
半年間よりも、まだカタチにならないメタフィジカルな状態の半年間こそが、
新しい水路の全体像を自由に描き出してくれたと思っています。

そしてここに至るにあたり、キーとなるあるお話会の存在があるのですが、
それについて断片的に何かを書き説明できるようなことではそもそもないので、
それは今後も、何かしらのカタチで浮かび上がらせていこうと思います。

今回の展示会で表現したものは、その浮かび上がってきたカタチのないものに、
名前を付け、カタチ作った、最初の想像(創造)物とでもいいましょうか、、、
ちょっとだけご紹介します。

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こちらはグラフィックデザイナー 松尾浩一さんとわたしのコラボユニット
「ことまつ」による数字のオリジナルタイポグラフィの原画。
これは一部なので全体像は見えませんが、黄金比(フィボナッチ数列)と素数を
図形化しています。もちろん、何故そうなのかの理由はありますが書きません。
そこは見る人の想像力に委ねます。

この原画は、白い和紙にシルクスクリーンの白い発砲インクで手刷りしています。
そうすることで、離れて見ると真っ白で何も見えないけど、近づいたり、光の陰影で
図形が浮かび上がって見えるようにしています。

これには「星の航海図」という名前を付けました。


 わたしたちはみんな、星の航海図を持ってこの世界にやってきます。
 そして、ときどき、それを手に出し広げて見てみるのですが、普段は真っ白で
 何が書いてあるのかさっぱりわからない。

 でも、あるとき、その航海図が浮かび上がってくる瞬間がやってきます。
 そのときこそ「星の航海図」がその人自身の「人生の航海図」となる
 瞬間であり、そこに描かれているであろう「知恵と勇気」の青写真を手に
 自ら、人生の舵を切るときなのです。



そんなイマジネーションを込めて。

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この「星の航海図」には物語があります。

この物語は、ベルリン在住の“物語るをつくる人”こと、只松靖浩さんとの
共同執筆で「星と素数」と名付けました。

日本とベルリンと距離があるなかでの共同作業は、往復書簡のような
言葉のキャッチボールをするような感じで進めていきました。

初めに只松さんから投げかけられた物語は、「私」で始まる「私」の物語になって
いたので、そうではないことを伝え、誰のものでもないけれど誰のものでもある、
ちょっと大きなことを言えば、神話のような物語を書きたいと、まず物語の
骨格をわたしが作り、只松さんとふたりで肉付けをしていったのですが、
この物語のなかに、只松さんが完全なるフィクションを描いてくれたことで、
矛盾するようですが、作り物であるはずの物語にぐっと真実味が出ています。
常々、物語の中にこそ真実があると思っているので、それを改めて実感しました。

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そして、原画と物語と同時進行で制作してきた、ターコイズブルーのこのカバン。

これには「星使いのカバン」と名前を付けました。
カバンの中には、もちろん「星の航海図」が(刷り入れてあります)入っています。

普段、はじめて作るものは定規を当てずなんとなく布を触りながら作るのですが、
このカバンに関しては分度器で角度をとり、きっちり数字をみながら完全に
シンメトリーになるように作っています。

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そして、最後に。
星の航海図、星と素数の物語、星使いのカバン、この世界観を
アニメーターの馬場通友さんと音楽家の西村周平さんに、彼らの映像と音楽の
コラボユニット「LOOP CONNECTS」の中で表現していただきました。

馬場さんと西村さんには、ライブの1ヶ月ほど前に好きにやって下さいと
原画と物語を渡して、ライブ当日までどんな世界が描かれているのか、
全く知らされていなかったのですが、、、

まるで最後のパズルピースがピタッとはまるかのような、決して描き切れない、
語り切れない余白を、映像と音楽でどこまでもやさしく満たしてくれるような瞬間で
ポロポロと、涙がこぼれ落ちるばかりでした。

西村さんが「星と素数」の物語を読み、それに捧げるように作ってくれたという曲。
それはドイツ語で「polarsterm」ポーラスタア(北極星)と名づけられていました。

薄暗い空間のなか、西村さんの口から「北極星」という言葉が発せられた瞬間、
ぞくっと、鳥肌が立ちました。

なぜ、この人には分かったんだろう、、、と。

実は、只松さんとの往復書簡の中で、わたしが最後の最後で書き足した
ある一節があります。その言葉がどこから降ってきたのか、自分でも最後まで
よく分からないまま、でも何か強い衝動が湧き上がり書いたものでした。

もちろん、西村さんにそのことを話したことはありません。
でも「polarsterm」を聴いているときに感じた、あのノスタルジアは
まるで遠い記憶を思い出すかのように奥深く届き、ずっと埋まらないままに
なっていたものをそこに浮かび上がらせ、静かに満たしてくれたのです。

しかし、それはとても瞬間的な出来事で、
しばらくすると、跡形もなくどこかへと消え去っていきました。

でも、たぶんそれでいいのです。


 
〜〜
 星の周波数を読み解くことは星との調和を意味し、
 冬の夜空に凛と輝くポーラスタアの如き素数を理解することでもある。
 そして、それはこの宇宙の成り立ち全てにおけるものとの調和を成し、
 いづれ自らを知ることへと繋がっていく。

 かつては誰もが星使いであった。そしてそれはしっかりと今に受け継がれている。
 人々が数字や図形に敬意を持って接したとき、遠い記憶を思い出すかのように
 少しだけ胸が温かくなるだろう。それは星の温もりであり、素数の温もりであり、
 開かれる時を待つ扉の大切な鍵である。

 只松靖浩 + Cotomono ー 「星と素数」の物語より







こうしてできた、新しい水路にいま、
少しづつ水が流れだしています。

今年はその水路をどんな風に広げていこうかと
また想像をふくらませています。

カバンともども、
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。




























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# by cotomono | 2017-01-02 18:46 | Comments(0)

展示会のお知らせ

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さて、今年最後となる展示会のお知らせです。
お知らせにご協力いただければ幸いです。

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キモチをカタチに...
Cotomono EXHIBITION
at アトリエ穂音ー冷泉荘
12/8 thu → 12/18 sun

冬を彩る暖かいカバンやシルクスクリーンプリントを使ったオリジナル
テキスタイルのカバンなど、いろいろなキモチをいろいろなカタチにしました。
グラフィックデザイナー 松尾浩一さんとのコラボユニット「ことまつ」による
数字のオリジナルタイポグラフィを使ったカバンも原画とともに登場します。
ベルリン在住の「物語をつくる人」こと只松靖浩さんと、往復書簡のような
言葉のキャッチボールをしながら綴った「星と素数」をテーマにした
ちょっと不思議な物語を添えて。


【日時】
2016年12月8日(木)〜18日(日)
月・火・木・金:15時~19時・水・土・日:12時~19時
*ライブのセットアップのため、10日(土)は18:00、
17日(土)は17:30で一旦展示はCLOSEとさせて頂きます。
*作家在所:月・火・木・金は16時〜19時・水・土・日は終日在所します。

【場所】
アトリエ穂音
〒812-0026
福岡市博多区上川端9-35 (冷泉荘:A31)
TEL 070-5534-1114(ヒサ)

【アクセス】
福岡市営地下鉄中洲川端駅5番出口より徒歩5分
西鉄バス川端町博多座前徒歩5分
冷泉公園と川端商店街の間の細い路地に入る
※駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください


[同時開催]...................................................................
12.10.sat
冬の小さな音楽会 vol.2
zerokichi + とんちピクルス LIVE

ウクレリスト2人によるアコースティックな音の夜をお楽しみください。
open 19:00 start 19:30/ ワンドリンク付き2,500円(要予約)
ベイクドケーキが人気のhilosweetsも出店します!
(12/5までの予約特典でhilosweetsの焼き菓子が付きます。)

12.17.sat
LOOP CONNECTS
アニメーション作家 馬場通友と音楽家 西村周平による映像と音楽のセッションLIVE

浮遊感あふれる動く絵と音の世界をお楽しみください。
演目のなかに「星と素数」をテーマにしたcotomonoカバンとのコラボもあります。
open 19:00 start 19:30/ ワンドリンク付き2,500円(要予約)
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【すべてのご予約・お問い合わせは】
cotomonomonoco(*アットマーク)gmail.com
[*を@に変換してください]





















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# by cotomono | 2016-11-11 21:35 | Exhibition | Comments(0)

素数+1

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1/2 , 2/3 , 3/5 , 4/7 , 5/11 , 6/13 , 7/17 , 8/19 , 9/23 , 10/29

というわけで、10番目の素数は29になり、それをカレンダーに当てはめると、
10月29日の今日は、私の誕生日です。

ちなみに「私」を古い辞書で引くと「嘘つき」で
誕生日の「誕」は「偽り」という意味があるので、つまり、
私の誕生日とは、「嘘つきの偽りが生まれた日」となるわけで、
それはそれでなんだか笑っちゃいますが、、、

ま、それはさておき。

この半年にわたり、素数について考えを巡らせてきたのですが、
ここにきて、ひとつの着地点がみつかったので、覚え書き的に記しておきます。
かなり形而上的な話になるので苦手な方はスルーしてください。笑




はじめに、「素数」と「星」はカタカムナ(言霊)でみると、
どちらも「数霊70、調和そのもの」となります。

素数と星は言霊(音)でみると同じ周波数を持っているのです。
わたしはこのことに気がついたとき、心からときめきました!

素数は、その難解さから「孤独や孤高」といったイメージがあるけれど、
音の周波数でみると、調和そのもの、になる。


そう、確かに、素数に「+1」をすると必ず偶数になります。
もっと正確に言うと、最初の素数である2で割れる双子の数字が
新たに生まれます。

1と自分以外の数字では割り切れなない孤独の素数が、
「+1」をすることで、双子と出会える。

そんな風に考えると、どんな数字とも調和、
ハーモニーを奏でることができるのが素数なのかも。


そして、その「+1」を現象として表すならば、それは
何かを創ろうとするはじまりの意識であり、それが意図(糸)付けされ、
図形(カタチ・現象)として浮かび上がってくるようなイメージ。
なぜなら、意図という言葉には、予め「図」が含まれていて、
おもしろいことに「素」という字の半分は「糸」でできています。


先日、ある方に面白いですよ!と薦められyoutubeにあがっていた
「リーマン予想」を観たのですが、映像の前半、素数の謎に挑戦した名だたる
数学者たちがその壁を前に精神を病み、文字通り孤独の淵に追い込まれる姿が
映し出されていましたが、後半、素数の謎に純粋に興味を抱き続ける者達が、
数学という枠を飛び超え、様々な分野の学者たちと一緒に素数に取り組む姿が
映し出されていました。

わたしはそれこそが素数の魅力であり、素数の謎とは、素数「+1」に、
この世界に生きる人間ひとりひとりが気づくことじゃないかな?と思いました。


素数とは、まるで夜空に光る星のような存在で、遠く離れた光と光、星と星とを
糸で結び星座をつくるようなことが、素数には隠されているのかもしれません。
それはまるで「星の航海図」のようでもあり、それを使う者それぞれにとって、
人生の航海図となっていく、そんなイメージ。

数学者ではない自分は、素数の謎を数学的に証明する術を持っていませんが、
素数の謎を解くとは、素数を孤独という囲いから解放し、新しい星座をつくるような
ことなのかもなぁと思うと、、、これはちょっとうれしくなります。笑


今年のはじめ、ある人に、あなたの名前は謎を解くことに関係している、
つまり「素数」だと言われ、その時何故だかわからないけど、
直感的にカタカムナだ!カタカムナをやりなさいと誰かに言われた気がしました。

素数を数学的にみることはデフォルトされた視点ですが、それを音(言霊)として
みることを以て、素数には、実は双子の存在がいることを発見?したのです。

もちろん、この証明を数学的にすることは未来永劫できないでしょうから、
自分は自分の人生を創造することで、それを証明していこう、いくのだなぁと
日々妄想を膨らませています。笑



というわけで、、、
無事お誕生日を迎えることができた10番目の素数のもとに、
今夜、サプライズで一輪のバラの花が届きました。

ありがとう。

そして、
おめでとう。
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# by cotomono | 2016-10-29 00:57 | 覚え書き | Comments(0)

事実と行動の外にある平和

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ひたすら事実と行動との尊重から
平和を案じ出そうとする現代の焦燥

ただひたすら前に進み続けることでしか自己維持できなくなっている
現代学問の焦燥から一歩引き下がって

「事実と行動の外にある平和」を探っていくような視点

[岡 潔 - 日本のこころ]

















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# by cotomono | 2016-10-08 22:53 | 覚え書き | Comments(0)

祝福の空

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今日は、人生の大きな決断をした日。

着物やさんの帰り、いつもの通りを自転車を走らせていると
夕暮れの空に翼を広げた大きな鳥が、ふわりと姿をみせてくれました。


まるでこの決断を、
見えない何かが全幅の信頼をもって応援してくれているかのような

祝福の空でした。
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# by cotomono | 2016-10-06 19:54 | Comments(0)

思う通りにしかならない。

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人生は思う通りにはならない、とよく言うけれど、
あれは嘘だな。

頭のなかで起きていることが、この世界に映し出されているのなら
人生は思う通りにしかならない、これが本当。


台風一過の水曜日。
夕暮れ時、波の音を聴きに近くの波止場へ。

ぼーん、ぼーん、と大陸へと帰る豪華客船の汽笛をBGMに

そうだ、そうだ、と
思った通りの気持ちいい風に吹かれてましたー。

















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# by cotomono | 2016-10-05 18:01 | Comments(0)

Re:member

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さて、10月。そろそろ12月の展示会に向けての制作に入らなければ、、、と
若干焦ってますが、相変わらずのノロノロでオーダーものを裁き切れておらず
週末はひらすらミシンの音を聞きながら手を動かしています。

その一方、3ヶ月前から準備を始めていたコラボの原画(シルクスクリーン版下)
が順調に仕上がってきたので、それにまつわることについて少し。。

今回は、佐賀在住のグラフィックデザイナー「MAT_GRAPH」さんこと、
松尾浩一さんとコラボさせて頂くことになりました。

ここ半年に渡り、自分の頭の中に渦巻いている形而上的な概念を共有でき、
かつ共にクリエーションできる相手として、すぐに松尾さんが浮かんだのですが、
思ったとおり、松尾さんとは知的好奇心のベクトルが本当に良く似ていて、
会話のキャッチボールをしながらアイデアを膨らませていきました。

それで出来たのが、数字のオリジナルタイポグラフィ。
はじめにわたしが数字やカタチの形状的・形而上的なイメージを思いつくまま
片っ端から伝え、それを松尾さんが文字通り見事グラフィック化してくれました!

12月の展示会ではカバンに原画、それに小さな物語を添えて、プラス
音楽+アニメーションといろんな表現者たちと共にその世界観をお伝えできれば
いいなぁ、、と今からワクワクしております!




さてさて、そんな松尾さんとも面白いよねー!とひとしきり盛り上がっている
「もののケのしおり」ちゃんの動画ですが、あまりにも面白すぎて先月は
10日でネットの容量を超えてしまうほど動画に見入ってしまったのですが、
おかげで気がついたことがあります。

(ここからはわたしの妄想の世界になるので、眉唾で読んで下さいねー笑)


自分には子どもの頃から3つの謎があるのですが、

1:自分という存在が単純に親(父・母)から来ている気がしないこと。
親に対して愛情がないとかそういう次元の話ではないですよー。
2:幼少期、最初の記憶が自分を観ているもうひとりの自分?の視点があること。
3:心の奥深くに横たわっている「悲しみ?」の感情がどこから来ているのか?
どうも、単純に個人的(家族・血族的)なものではない気がしているので。
かといってそれが社会的な背景によるものかというと、そうでもない。

でも、しおりちゃんの動画によく出てくる、
無性(元素の双子のアマナとカムナ(性はない)・本当の地球の十字架)と
有性(原初(原子)の父・母・息子・娘の壊れた十字架)の話を観ていると
自分が抱いている3つの謎が解けるような気がしてくるのです。

「さらに炎が十字架を押し上げるように語ってみる。」

原因はすべて「本当のことが思い出せない・この地上では双子に出会えない」
ことに由来しているのではないかと。

そして、英語で「思い出す」は「Remember」といいますが、
あれはやはり、「Re : member」なんだと思います。

しおりちゃんが言うように、そもそも十字架を構成しているメンバーが違うのです。
だから、思い出すとは、十字架の構成メンバーを再構築することなのでは???
それはつまり、この世界は「虚構 Matrix」であることを意味します。

そして数学的に見ると、この世界は虚数(複素数)=「複素平面・円」になっています。円では表と裏しかありません。意図的に2極化の世界になっているのです。

「2種類の十字架について、今のところは仮の姿で語ってみる。」


でも、本当の地球は文字通り「球体」なのです。
表も裏も存在しない、どこにも面がないのが本当の姿。


そしてこれは素数(prime number)の謎ともつながるような気がしてなりません。

ちなみに、虚数:imaginary number(複素数:complex number)を図表にすると、横軸を(Re)縦軸を(Im)で表し、Reは実軸(real part)を意味し、
Imは虚軸(imaginary part)を意味します。

わたしはこの図表を観た時、一瞬、
Reを(Remember)Imを(I am)と見間違えてしましました。

なぜなら、思わず浮かんでしまったからです。

I am =「私」=嘘つき  という構図が。。




ね、この妄想力やすごいでしょう。。(笑
ふふふ。面白くなってまいりましたー。



*ご参考までに、こちらの「2重スリット実験」「シュレーディンガーの猫」観てから、しおりちゃんの「波動とはならず地球での生を語ってみる。」を観ると彼女が云わんとしていることがちょっとつかめるかもしれません。

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# by cotomono | 2016-10-02 20:37 | Comments(0)

μεταφυσικά

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> 12.OCT.1998

形而上の思考が快なのは、休息に似ている
自我による思考が不快なのは、労働に似ている

形而上は快である
形而上はそれ自体が快である
それは自分であることである
戻れば常にそこに在る

形而上を考えるのは、自分の家へ帰るのに似ている


[ リマーク1997−2007: 池田晶子 ]


::

形而上とは、、、
1.形をもっていないもの。
2.感性的経験では知り得ないもの。有形の現象の世界の奥にある、究極的なもの。


不思議だなぁ、、、
いつもカバンというカタチをつくりながら、
カタチをもっていないもののことを思っている。

あぁ、お家へ帰りたいよ。
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# by cotomono | 2016-09-16 22:49 | Comments(0)

もののケのしおり

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お友達に教えてもらいました。
これはご紹介せずにはいられないので、リンクを貼ります。

もののケのしおり
ポータル全開、すごい子どもが地球に転生してきているようですね。
ダイレクションに宇宙とつながっています。


波動とはならず地球での生を語ってみる。
鏡の向こうとお話しながら生命の起源を語ってみる。


すごいなぁ、、、もう言葉になりません。
ただただ、聞き入ってしまいます。

もうわたし、こんな話を永遠にしてたいです。笑
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# by cotomono | 2016-09-08 23:55 | Comments(0)

それを想像することが創造なのだ。

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熊本はorangeさんでの展示会、無事に終えることができました。
お力添えいただいた皆さんに、心から感謝いたします。

展示期間中のあれこれはこちらにアップしていますので
この日記に詳しくは書きませんが、少し先で振り返ったとき、
あのときの熊本がターニングポイントだったな、と思うような時間でした。

というのも熊本へ入る数日前からちょっとした胸のざわつきがあって、
それまで全く空白であった「これから」のことが頭に浮かぶようになっていました。
ですが、orangeさんでの展示が終わるまでは何も考えないでいよう、
終わるころには答えがでているだろうと、そのざわつきにはあえて反応せず
この瞬間瞬間をただ味わい楽しむことだけやっていたら、本当にそのとおり、
自然と答えが出ていました。


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さて、展示期間中のことは書かないとさっき書いたばかりですが、ひとつだけ、
坂口恭平さんのことを。

初めて坂口さんのお名前を耳にしたのは、たしか5年前。
ちょうど熊本で展示会をできる場所を探していて、当時色々とお世話になっていた
熊本出身のある方に「熊本でどこか、だれか面白いところはありませんか?」と
聞いたところ「orangeと坂口恭平くん」と速攻で返ってきました。

それからorangeさんへと至まではここに改めて記すまでもありませんが、
それ以来、坂口さんのことはご自身のTwitterや色んな媒体で目にするようになり、
ずっと気になる存在でした。ここ最近はorangeのカフェでも執筆されている
ご様子だったので、展示期間中お会い出来るかな?と思ってたら、ちょうど最終日に
一番奥の席でパソコンに向かっておられる坂口さんと遭遇する幸運に恵まれました。
橙書店で買ったばかりの「家族の哲学」にサインをしていただいたついでに、
ほんの少しだけお話しさせてもらったのですが、湖面のように静かで深く透明な目を
しておられ、ちょっと不思議な感覚になったのですが、あの目はどこかで見覚えが
あるなぁと思い返していたところ、去年ドイツの田舎で暮らしてたとき森で遭遇した
野生の鹿の目と同じ光りがありました。


わたしはそんなに読書家でもなく、これまで読んだ本の中でと言えるほどものでは
ありませんが、、、

本を読んで泣いたのはミヒャエル・エンデのモモと、
いしいしんじの麦ふみクーツェと、
坂口恭平の「家族の哲学」、この3冊だけです。

最後に、勝手ながら一節をご紹介させていただきます。



はっきりと言おう。
この世界は可能性で満ちている。そこに意味など求めないかぎりは。
私は私の仕事だけを徹底して実践していく。それだけが喜びなのだ。
それができればもう死んでもいいのである。
統合された人間というものを想像することこをが罪なのだ。
そんなものが存在していると理解したところで、誰が幸福になりえるのか。

幸福とは、あなたが動いているということだ。機能を持っていることだ。
機能さえあればいいではないか。統合した人間らしさというものを私は認めない。
人間はそういうものではない。植物を見ればそれがすぐにわかる。

人間を、何かの役に立たせる、などという妄想が作り出した社会という名の監獄
からの目で見たくないのだ。それでいい、とすべてをよしとするような母性の視線で
私は見守っていたい。

まったく別の空間にも自分が存在すると分かったら、何が起きると思う?

それを想像することが創造なのだ。
自分の手で何かを作りだすことを創造と呼ぶな。
それはこのすでにある世界の役に立つことである。

見えないその自分の体の動きにこそ耳をすませよ。
それを伝えることが私の仕事だ。しかも、私は他者を介してしか行うことが
できない。他者はだからこそ存在している。だから私はまだ見ぬ家族を、
その他者の中に見つけようと試みるのだ。
それが幸福だ。幸福は見えぬが、香りを放っている。

周りを見まわしなさい。幸福はすでに他者の体の動きの中にしっかりと
具現化されてる。そうやって日常を見てみろ。何が訪れる?

日光だけが照らしていると思うな。
己の眼を忘れるな。
あなたがたには、私の言葉が聞こえているか?

ー 坂口恭平「家族の哲学」より

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# by cotomono | 2016-09-03 02:02 | Comments(0)