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自分を幸福にしようとする力

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自分はtwitterはやらないのですが、会ったことのない人のつぶやきをのぞくのは
好きでよくやっています。その中に@gamayauber01さんというとんでもなく
日本語がうまい(UK/NZ)人がおられて、というかもはや日本語がうまいという
次元でこの人を語ることはできないので、とにかく書いておられるブログを読んで!


読んで!と書いときながら、最近はあんまり読んでなかったのですが、笑
昨日、この人がtwitterで好きなブログの記事を上げてって呼びかけていたので
数年前から熱心な読者である自分も勝手に「そうだなぁ〜」って過去のブログ
を読み返していたのですが、やっぱり、ワタシはこれがいちばん好きです。


あまりにも胸に響く文章だったから、自分のブログにも勝手にリンクさせて
もらったことがあったんだけど、その頃はとにかく日本の全てに嫌気が差してて
一刻も早くこの国から脱出しないと大事な何かが死んでしまう...と思い詰めていて、
本当にその一年後に3ヶ月ほど海外に脱出するのですが、いま振り返っても、
あの脱出は正しかった!と胸を張って言えるもんね。

実際には身ひとつで海外に出ていた時間以上に、それから日本に帰ってきてからの
日々があってからこそ言えることではありますが、あの、どうにも苦しかった時分、
この人の言葉にどれだけ励まされ勇気づけられたことでしょう。


あれから3年半が経ったいま、上の写真のような意味不明なかぶり物ができるほど
「自分を幸福にしようとする力」に満ち満ちているワタクシであります、笑。

というわけで、あの頃の自分を救い出してくれた珠玉の言葉に清き一票を込めて、笑
最後にご紹介させていただきます。



あの、きみが小さかった時に友達だった「時間」がかえってきて、
きみが自分にやさしくするために、手を貸してくれるきっかけになるかもしれない。

他人の視線は他人がおしきせた時間をつくるが、
自分の内側からやってくる「自分を幸福にしようとする力」は
自分の意識にあった時間をきみの魂のなかに生成する。

そうして時間がきみの魂の身丈にぴったり合ったとき、
「幸福」という言葉が空疎な観念の仮面を捨てて
素顔を見せてくれるのだと思います。


        
          ガメ・オベールの日本語練習帳_大庭亀夫の休日
                 「Je suis comme je suis」より
































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by cotomono | 2017-10-28 21:38 | Comments(0)

応答する能力

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政治家にとっていちばんの資質は?と問われたら、
迷わず「応答する能力」と答えるだろう。

理由は簡単。
市井の人々の声を聞き、それに応答するのが彼らの仕事だから。


選挙権というものを持って早20年。
毎回ほぼ欠かさず投票に行き、かつては路上に出て投票を呼びかける運動?なども
したことがあるけど、この国の選挙システム自体がひどくアンフェアである以上、
そんなもので民意を計られることに対して虚無感は募るばかりだ。


ただ今回、投票所である政党名を書いたとき、その虚無感が少しだけ晴れた。

理由は簡単。
市井の人々の声を聞き、それに応答する姿勢を明確に示した政党があったからだ。



英語で「責任」を「responsibility」という。

語源は定かではないけど、おそらく
response(応答)+ability(能力)=responsibility(責任)
なのではないかなと常々思っているのだけれど...

数年前、この国(政治家)の無責任さはいったいどこからくるのだろう?と
自分なりに考えていた時期があったのだけど、それが「応答しないこと」から
きていることに考えが至ったとき、すごく腑に落ちた。


言わずもがな、政治は世を映す鏡だ。
応答しない世の中であれば、応答しない政治が現れるだけだ。

応答する能力を問われているのは、限られた投票箱の先だけではなく
その手前にある無数の人々だ。


そして、その能力は想像力を伴う。

なぜなら責任とは、事が起きた後にはとりようがなく、
だからこそ「責任を持った行動を事前にとる」しかないのだから。



すべては想像力の問題なのだ。
僕らの責任は想像力の中から始まる。

イェーツが書いている。
In dreams begin the responsibilities
まさにそのとおり。

逆に言えば、想像力のないところに責任は生じないのかもしれない。
このアイヒマンの例に見られるように。 

                    - 村上春樹「海辺のカフカ」より

































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by cotomono | 2017-10-25 23:38 | Comments(0)

アルケミスト

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最近はインスタの手軽さにすっかり落ち着いてしまい、こうしてここに何かを書く
ことがめっきり減ってしまいましたが、久しぶりに連投します。

先月の鹿児島で、ふとしたことからパウロ・コエーリョの「アルケミスト」の話に
なり、久しぶりに読みたいなぁと思っていたのですが、本屋で探す時間もないままに
企画展に突入。

しかし、最近ますます「引き」が強くなっているせいか、企画展中の佐賀で泊めて
いただいたギャラリー宅の本棚で偶然「アルケミスト」を発見!
しかも2冊持ってるから1冊どうぞってありがたい話になり、読みたかったあの
黄金の一節を久しぶりに目にすることができました。


君が何かを強く望む時、宇宙のすべてが協力し実現するよう助けてくれるよ。
前兆に気付くようになるのだよ。そして、それに従っていきなさい。

                          ー アルケミスト


うん、まさにそのとおり。

改めて読んで思ったのですが、
人生とは、鉛が金になるようなことなんじゃないかと。
(まぁ、もちろん金にならずとも鉛のままでもいいんですが...


相対的に考えると鉛が金になることはあり得ないのでしょうけど、
「鉛が金になる」という、自分のなかの絶対的な何かを持つことができれば、
それはもう、自然とそうなるのです。

その鉛を金に変える方法は人それぞれ違うのですが、
大切なのはその方法ではなく、なぜ鉛が金になるのかという「問い」であり、
その「問い」こそがアルケミストでなのです。問いという言葉にしっくりこない
ならば、時にはそれを「夢」と呼んでみてはどうでしょう?


そして、どうやらこの世界は「魔法」でできているようなので、あとはただ素直に
好きなことをやり続ける魔法を自分にかけて、神様がときどき落としてくれる
前兆(サイン)に従っていけばいいのではないかしら〜、とね。。


20代の半ばに友人に薦められて読んだ「アルケミスト」ですが、
このタイミングで再読できて本当にラッキーでした。


Never stop dreaming, the old king had said "Follow the signs"
前兆に従っていきなさい。




















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by cotomono | 2017-10-19 00:00 | Comments(2)

ことまつ

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さて、先週末をもちまして、ことまつExhibition「位相」無事に終了いたしました。
佐賀と福岡と合わせて3週間程度の展示期間でしたが、たくさんの方々にお越し頂き
本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。

グラフィックデザイナーの松尾さんと出会ったのが2013年の秋。
佐賀のパハプスギャラリーでの展示がたまたま前後していたのがきっかけで、
去年、わたしが松尾さんに一緒にやりませんか?と声を掛けるまで年賀状だけの
付き合いでしたが、最初に松尾さんの世界を見たときの直感はやはり正しかったし、
想像以上の展開だったなと、丸4年が経って改めて思い知らされました。

展示期間中のことはインスタにアップしているのでここで詳しくは書きませんが、
わたしの好き勝手な想像に付き合って下さり「ことまつ」を一緒に作り上げてくれた
松尾さんに、心から感謝申し上げます。

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ともに1974年生まれ、かつて専門学校も一緒だったことも判明した「ことまつ」

正直(松尾さんはさておき)自分にとってこれ以上に仕事がしやすい人はいないと
思うのですが、この企画展を以て「ことまつ」はひとまず解散です。

うまく言えないのですが、自分が「ことまつ」的思考にスイッチが入ると
なんというか彼岸に行き過ぎてしまうところがあって、それはそれでむちゃくちゃ
面白いのですが思考的疲労が半端なく、それに対して此岸としての身体がついて
いけない感じがしていて、ことまつで活動するのはしばらくお休みします。

身体がなければいいんでしょうけど、まぁ、それは無理な話だし、せっかく、
この愛すべき人間世界にやってきているので、その世界で思う存分、人間という
人と人との間をさまよい、愚かにも泣いたり笑ったりしながら、たぶんあと半分
くらい残っているだろう人生を、面白楽しくやっていきたいなぁと思っています、笑。

上のは、ある方に提供していただいた「ことまつ」の関係性を良く表した一枚。
松尾さんを口車に乗せて終始とぼけているワタシです。笑
あはは、写真は正直ですねー。

ということで、
ことまつ、ひとまず解散〜

お疲れさまでした。

























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by cotomono | 2017-10-18 17:38 | Comments(0)