<   2015年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

Germany stay photograph diary at Stuttgart:25

a0072072_1653468.jpg

早いものでドイツ滞在も残すとこあと1か月。
GEDOKでの展示会後、予想外の反響の大きさに嬉しさ反面、
それにうまく反応できずにいましたが、それはもう過去のこと。

いまは空っぽの状態だけど、それを埋めるために何かを作っているわけではないので
埋まらないものは、そのままに、空白のまま持ち続けようと思うのでありました。

a0072072_17175662.jpg

a0072072_17305731.jpg

一昨日はピーターの仕事の打ち合せに便乗させてもらい、ドイツとスイスの国境の街
バーゼルへ。ライン川沿いに中世からの美しい街並がそのまま残されていて、
川沿いをぼーと散歩しているだけで、かなりリフレッシュできました☆
水と緑が近くにあるだけで、どれだけ人は救われるか...

a0072072_17232573.jpg

ちなみにスイスは戦争で街が焼かれていないらしく、1500年代ものはざらに、
古いもので、1200年代の建物もそのまま現在に至まで使われているそうです。
こちらはバーゼル駅舎の木の天井。木目が本当に美しい。

ここでの写真は、インスタにたくさんアップしているので見たい人はどうぞ。
https://instagram.com/cotomonomotoco/

a0072072_17351324.jpg

a0072072_1738020.jpg

実はバーゼルに行ったのはJoseph Beuysの展覧会を観るためだったのですが、
伝説となったものを目の当たりにしても、わたしの心の状態もあってか、
うまく反応できませんでした。。。

ただ、美術館の前の壁に誰かが描いたであろう、
メッセージが胸に突き刺さり、それを見つけることができてよかった。

        WHAT THE FUCK IS ART ?
        DROPPED BOMBS IN 1944


ちなみにバーゼルは、億単位でアートが取引される巨大なアート市場でもあります。

a0072072_18112660.jpg

安倍首相がああなってしまった根っこには、やっぱり親子関係にあるんだなぁと
これを読んでいて思いました。

岸信介と真逆…安倍晋三が一切触れない“もう一人の祖父”は反戦政治家だった!


人が人として、無条件で承認されること。
ただ、愛し愛されること。

子どもにとっていちばん最初の社会となる親との関係は、本当に極めて重要なんだと
安倍さんの言動を見るたびに思い知らされます。
もちろん、親が属している社会も然りですが。。。

そんな彼を非難し批判すればするほど、彼はより一層復讐心を燃やすでしょう。
それが個人的なことで収まればいいのですが、困ったことに、彼は総理大臣です。
そして彼の回りにいる人たちも、多かれ少なかれ、彼と同じような境遇にあるのでは
ないでしょうか。。。

皮肉なことに、安倍さんを非難しまた理解しようとすればするほど、
自分自身にフィールドバックすることにもなって、
もしかすると彼は、現在を生きる日本人にとって良い教材なのかもしれません。




さて、ドイツ滞在最後の1か月となる6月は、フランクフルト、ベルリン、デッサウ
そしてフランスはストラスブール、そして憧れの地ロンシャンへと旅が続きます。

日本から大好きな友達もやってくるので、楽しみです☆
[PR]
by cotomono | 2015-05-29 19:09 | Germany | Comments(0)

Germany stay photograph diary at Stuttgart:24

a0072072_164514.jpg

さて、GEDOK HAUSでの展示会ですが、一昨日で無事に終えることができました。
4日間という短期間でしたが、初日から信じられないほどたくさんの人にお越しいただき、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。

そして今回、事前予約分も含めて15点カバンを持ち込んでいたのですが、
[ARTANI]というショップの買い取りも含め、すべてを完売することができました。
もう20回近く展示会をやってきましたが、完売したのはこれが初めてです。

ここでの写真は、インスタにたくさんアップしているので見たい人はどうぞ。
https://instagram.com/cotomonomotoco/


a0072072_16512770.jpg

展示会3日目の夕方からは、トークショーの場を設けていただきお客様の前で
自分の考えやものづくりの姿勢をお話しました。ファシリテーター役のピーターが
うまくわたしのキャラクターを引き出してくれたのもありますが、ドイツ語も英語も
さっぱりのわたしの言葉を通訳してくださった、淵脇謙治さんの存在なくしては
今回のことは語れません。彼はドイツ在住15年の陶芸家で、今回器を一緒に展示
して下さいました。話てても全然飽きない、本当にクレバーな人です。

簡単に通訳といっても、その人に中に横たわる共通する言葉がなければ、
ただ上辺だけの単語なってしまいますが、彼にはわたしの言葉を通訳し、
それを彼の言葉で翻訳できるだけの力があったので、わたしが話す以上に
言語の違うドイツ人の方々にも深く届いたのだと思います。

a0072072_174738.jpg

そして、わたしの言葉を翻訳し伝えてくれた人がもう一人います。ベアトレスです。
わたしは今回の展示会でどうしてもミヒャエル・エンデの「MOMO」についての、
話をしたくて、本当のことを言えばカバンを動かすことが目的ではなく、
それをしたいがために、わたしはカバンたちと一緒にドイツきやってきました。


そのことを伝えるために、わたしはまず日本語で文章を書きました。
そして、それをMARIABERGで通訳してくださったいづみさんに
ドイツ語で直訳してもらいました。

でも、それをベアに見せたところ、これではドイツ人には伝わりにくいから
わたしが翻訳すると言うので、じゃあ、英語で書き直すからそれをドイツ語に
翻訳してくれる?と言ったら、大丈夫、わたしは日本語は分からないけれど、
あなたのことは深く理解している。だから、いづみさんの直訳文で十分。
わたしはあなたの気持ちをうまく代弁することができるからと言って、
丸2日かけて、ドイツ語のテキストを書いてくれました。

わたしには彼女が書いてくれたドイツ語が読めないけれど、
もう、彼女の気持ちだけで、ここまできた甲斐があったなと思いました。

そして、カバンを欲しいとおっしゃってくださる方以上に、このベアが翻訳した
わたしの言葉を持って帰りたいという方がたくさんいて、本当に奇跡のような
経験をさせてもらいました。

これは、わたしの言葉であり、ベアの言葉でもあります。
だからこそ、たくさんの人の心に届いたのだと思います。


余談ですが、ちょくちょくのぞいている
占いのページに
ドンピシャのことが書いてあって、びっくり。。
ま、1週間ずれてましたけどね。。。(笑


a0072072_17321486.jpg

わたしの愛すべき友、ベアとピーター。
彼らがわたしをここまで連れてきてくれました。

ちなみに彼らが持っている黒い布は、わたしが展示会中に制作した
ピーターの日本茶カフェITOのフラッグ。
使いなれないミシンでトラブル続出でしたが何とか完成させることができました☆


最後に、わたしが書いた日本語のテキストをライトダウンします。

:::

a0072072_1813881.jpg




” 時間泥棒に気をつけて ”  今村素子 / Cotomomo ー かばん作家


このマントはミヒャエル・エンデの「モモ」へのオマージュとして制作しました。

私は子どもの頃から「モモ」のお話が大好きで、
大人になった現在でも時折読み返しています。
読み返すたびに新しい発見があって、
何度読んでも読み飽きない不思議な物語です。

このお話のなかに、カシオペアという名前の亀が出てきます。
時間の国に住む時間を司る神様「マイスター・ホラ」が遣わした、
モモの相棒です。

カシオペアは30分先のことまで予見できる不思議な亀です。
甲羅にほんのりと光るサインを出してはモモに知らせます。

『ツイテオイデ!』
『シンパイムヨウ!』
『シズカニ!』

そして、モモを捕まえようとする灰色の男たち(時間泥棒)からモモを守り、
無事にマイスター・ホラのもとまで案内するのです。



私はこのエピソードにインスパイアを受けてこのマントを作りました。

このマントは自分にとってのカシオペアです。
マントの色、深緑は亀の色であり森の色でもあります。
そしてこのマントには大きなジッパーが付いていて、大事なものを詰め込んで
身体に纏うことができます。



私は去年の9月、あるドイツ人の友人たちと糸島という日本の森で遊びました。
その時、たくさんの仕事を抱え文字通り「時間泥棒」に追われる日々でしたが、
彼らと糸島の森で遊んだあと、たくさんのアイデアが溢れ出し、
まるで生まれ変わったかのように元気になりました。
糸島の森は私に素晴らしい世界を与えてくれました。

そして思いました。
もし、時間泥棒に捕まりそうになったらこのマントを纏って森へ逃げよう。
森はきっと私を助け、守ってくれる。

もちろんこれは、わたしの想像の世界のお話です。
しかし、ここにひとつの重要な事実があります。



1945年第二次世界大戦当時、16歳だったミヒャエル・エンデのもとに召集令状が
届きます。少年たちはたった一日訓練を受けただけで兵士として前線に送られ、
彼の学友3人は戦死しました。
そんな状況下でエンデは召集令状を破り捨て、シュヴァルツヴァルトの森の中を
夜間のみ80km歩き、ミュンヘンに住む母親のところまで逃げ切りました。
彼の生きることへの想像力とシュヴァルツヴァルトの森が彼を守ったのです。



2015年の現在を生きる私たちにとって戦争は遠い過去のものです。
しかし、私にはそれが過去のものだとは思えないのです。
それどころか戦争の足音すら聞こえてきそうです。

わたしは恐れています。

残念ながら、日本は灰色の男たちに支配されています。
時間泥棒の手を借りるまでもなく、
お金と引き換えに自ら時間を差し出す人ばかりです。
お金というものが何かを理解することもなく。

そして近い将来、灰色の男たちはもはや時間ではなく、
命を差し出すよう求めてくるでしょう。
その準備が着々と進んでいます。そして多くの日本人がそれに対し無関心です。

わたしは過去十数年にわたり社会運動というかたちでそれに対する抗いを
試みてきました。反戦、政治、環境、反グローバリズム経済、、、
実に様々な社会運動に関わってきました。

しかし、2011年3月の福島原発事故以降、一切の社会運動から手を引きました。
そして福島を含む被災地を2回訪れ、カバン作家としてのはじまりの場所であり、
またの大切な売り場でもあった東京からしばらく距離をとることを決めました。
それが自分ができる責任の取り方のひとつだと考えたからです。

何故なら問題は福島にあるのではなく、東京にあると思ったからです。
正確に言えば「東京」という名をした巨大な資本システムが、
福島の原発事故を招きました。
そして、その責任を誰ひとりとして取ろうとはしません。
そんな日本人のひとりとして、世界に「ごめんなさい」と言いたい。

わたしはもうプラカードを持ってデモ行進はしません。
それはもう、自分の方法ではないからです。





すべての「表現」の根幹にあるものは平和です。
無条件の、生の肯定です。
顳顬に銃を突きつけられて、いったいどんな「表現」ができるでしょう?

おおげさだとおっしゃるかもしれませんが、
そのことを想像(Imagination)できなくて、
いったい、どんな創造(Creation)ができるでしょう?

そんな「生きる」ことへの想像力を欠いた表現など、
それはどこか「嘘」だと思います。

わたしはずっとその想いでカバンを作ってきました。

美しいものをつくろうと思います。
平和を、つくろうと思います。

それが、自分の生きる姿勢であり「表現」だから。


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
















































::
[PR]
by cotomono | 2015-05-19 17:39 | Germany | Comments(0)

Germany stay photograph diary at Stuttgart:23

a0072072_349599.jpg

さて、ドイツ滞在のメインイベントである人生初の海外展示会ですが...

今日無事にセットアップを終え、5月14日〜17日までの4日間
『GEDOK HAUS Stuttgart』をお借りして、カバンの展示会を行います。

ここは非営利のアーティスト・イン・レジデンスプログラム対応のアトリエ兼住居、
そして、アートを志す若者たちの学校としての一面も併せ持つ、
ドイツでも有数の歴史のあるアートスペースです。ちなみに女性オンリー。

a0072072_442785.jpg

最初、ピーターたちにこの場所を提案されたとき、さすがにここは無理だろうと
思っていたらすんなりOKがでて、展示会の年間スケジュールは既に埋まっていた
そうだけど、5月に4日間だけ空きがあるとのことで、私がそこにピッタリはまった
感じです。なんたる幸運☆

a0072072_4125081.jpg

思うに、わたしがいわゆるアーティストでなかったのが良かったのかも。
カバン(作品)というより、わたし自身に興味を持ってくれたようです。

ここは非営利なので販売は基本NGですが、特別にしてもいいよと言ってくれて
はいますが、わたしとしても物を売るためにこの場所を使わせてもらうわけでは
ないので、ここでしか経験できないことをこの4日間でたくさん経験したいなと
思っています。

a0072072_4182178.jpg

おなじみのアトブラコラボコーナー。今回はTシャツも一緒に展示しています。
この方が、わたしが何をやりたいのかが伝わるかなーと。。。

a0072072_421277.jpg

右のシルバーヘアーの方がGEDOK HAUSのディレクターChristinaさん。
すごく気さくな方ですが何ともいえない唯一無二のオーラを感じます。
左の女の子は展示のセットアップを手伝って下さったDorotaさん。
ポーランドからのインターンシップだそうです。

というわけで、明日から4日間よろしくお願いします!


ここでの写真は、インスタにたくさんアップしているので見たい人はどうぞ。
https://instagram.com/cotomonomotoco/
[PR]
by cotomono | 2015-05-14 04:28 | Germany | Comments(0)

Germany stay photograph diary at Stuttgart:22

a0072072_18334748.jpg

さて、昨日無事にライターKさんが日本に帰国し、何やかんやと盛りだくさんな
1週間が終わりました。日々のことをブログやインスタにアップしたかったけど、
とてもそんな余裕はなく、ようやくこうしてパソコンに向かうことができています。

Kさんのドイツ滞在中は、ミュンヘンに日帰り旅行をしたり、シュトゥットガルトの
街を散策したり、ピーターたちと飲んだり食ったり、まぁ、ずーと動き回っていたの
ですが、何といっても2つの福祉関連のワークショップを訪ねたことが最大の収穫。
Kさんも1週間という短い日程でドイツまでやってきたのも、それが目的だったので
通訳の手配を始め、事前にすべてのコーディネートをしておいてくれた
ピーターとベアに本当に感謝です。しかし、あの人たちのホスピタリティーって、
いったいどこから湧き出てくるんだろうか。。。といつも不思議に思います。

ちなみにKさんと訪問した障がい者福祉のワークショップはこちらの2カ所
lebenshilfe-stuttgart
MARIABERG

どちらも本当に羨ましく思うくらいの場所なのですが、詳しくはKさんが後日
ariyaに記事をアップするので、興味のある方はそちらをチェックしてみて下さい。


ちなみに、わたしはアートワークやハンドメイドをメインワークとしている
MARIABERGにやっぱり惹かれたので、そちらのことを少し紹介します。

MARIABERGはWW2の後に作られた障がい者のための住居兼アトリエです。
名前でわかるとおり、もともとは教会による慈善経営だったそうです。

シュトゥットガルトから車で1時間半くらい走った自然がいっぱいの場所にあり
広大な敷地には畑も学校も墓もあって、ひとつの町としての機能は全て完備。
ここには200人以上の障がい者とスタッフが暮らしたり通ってきたりしてる
そうで、事前にコンタクトをとれば外部の人も基本は自由に出入りできる
みたいです。

a0072072_1903430.jpg

a0072072_1913381.jpg

MARIABERGの入り口には「atelier5」という小さなアトリエがあって、
ここでみんな絵を描いたり、いわゆるアートワークをしています。

上のおじいちゃんOlav Capさんは、たぶんダウン症と自閉症を持っている人で、
すごく面白い絵を楽しそうに描いてるので、勝手に日本語で話しかけてたら
わたしの身体に頭をこすりつけ、赤ちゃんのような眼でしきりに話かけてくるので
なんだろう?と思っていたら、ラブコールでした(笑

下の写真の笑顔でカメラを構えている人は、atelier5のディレクターAxelさん。
とってもチャーミングでオープンマインドな人で、わたしすぐに打ち解けました。
ちなみに彼はハルキストで、中でも1Q84が大好きでいまは、国境の南、太陽の西
を読んでるんだー、で、君は何が好きなの?と聞かれたので、わたしはやっぱり
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドと海辺のカフカかなーと、片言英語と
笑顔でおしゃべりしましたー。

a0072072_19365120.jpg

こちらの日本人女性はドイツ在住25年のいづみさん。
今回彼女が通訳をして下さったのですが、もう日本語よりドイツ語が馴染んでいる
そうで、時折ドイツ語と日本語が混在し大変そうでしたが、事前に勉強もしておいて
下さり、lebenshilfe-stuttgartのときの通訳の方もそうですが、親切丁寧な対応で
本当に助かりました。

a0072072_19493248.jpg

そしてこの方が、Lokand Kappelさん。
自閉症という名は付いていますが、圧倒的に天才アーティストです。
もう、本当にすごーーーーーーーーーいです、この人。

ちなみに、「絵を買って欲しいんだけどさ?」
と、素直に聞いてくるとことが何ともステキ(笑
私は彼の出来立てほやほやの作品集を買いました。
もちろんサイン付き☆


ここでの写真は、インスタにたくさんアップしているので見たい人はどうぞ。
https://instagram.com/cotomonomotoco/
[PR]
by cotomono | 2015-05-09 19:58 | Germany | Comments(0)

Germany stay photograph diary at Stuttgart:21

a0072072_18581387.jpg

少しだけ空が明るくなってきたけど、Stuttgartは今日も雨の一日。

不思議なもので、ベアの田舎で暮らしていた時は日本語のうたを聴く気になれず、
というか、日本人アーティストの音楽を聴きたいとまったく思わなかったのだけど、
Stuttgartに移動してきた途端、無性に日本語のうたを求めるようになった。

思うに、それは当然日本語の方が感情移入をしやすいからであって、
自然いっぱいの田舎で暮らしていたときは、そうすることを敢えて避けてたのかも。
自分の中に入っていくより、もっと大きなものにどーんと委ねたいというか、
ジャッジなどされようもない自然のなかに、ただ身を置きたかったのだ。


でも、ここからは否が応でも向き合わないといけない時間がやってくる。
もうすでに展示会の広報は始まっており、2週間後には、ここへやってきた
本当の理由を、言葉の通じない多くの人の前で話さなければならない。

わたしのカバンで、そんなことが本当にできるだろうか?

そのためのウォーミングアックなのだろう... 佐野元春やら、大橋トリオやら、
くるりやら、自分の心情や感情を代弁してくれる音楽を聴きたくなるのは。



昨夜はいろんな思いが交差してなかなか寝付けずにいると、
後藤さんの新聞に、佐野元晴さんのインタビュー記事をみつけた。

"レディオヘッドも優れた音楽を作るだけではなく、その音楽をどう伝えていくかということにとても意識的で、これまでにラディカルな方法を採用してきてるよね。そしてその態度はトム・ヨークが作る音楽と、やっぱりマッチしてる。結局、彼はいつもアティチュードを示してるんだ。僕は同質のものをASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤さんに感じるんだよね。アティチュードで示してるということ、それこそが変革への、まずは足掛かりをつけていくことになるだろうと思う"



わたしは、まぁなんというか、ちょっと狂っているので...(笑
2014年の始まりの日から、ドイツに出発するその日まで、
佐野元春 & THE COYOTE BANDの「ZOOEY」だけをひたすら聴いていた。
その1年ちょっとの間、ほかのうたを(ちゃんと)聴いた記憶が全くない。
うまく言えないけど、ほかのうたではジャストインできなかったのだ。

そしてこの記事によると、佐野さんは10代の頃ドイツの作家ブレヒトに
傾倒していたというではないか... なんだろう、このつながっていく感じは...


a0072072_19583180.jpg

そう、ブレヒトは若き日のミヒャエル・エンデが師と仰いでいた人物であり、
わたしはエンデの「MOMO」に導かれて、ここにやってきた。

そして、わたしは、わたしの作品であるカバンを通じて、
わたしのアティチュードを示す必要が、どうしてもある。

それが、この時代に生きるものとしての責任だから。



gedokでの展示会では、私の「MOMO」へのオマージュ作品である例のマントを
中心に据えてディスプレイをします。もちろんエンデの「MOMO」とともに。
ちなみに上の写真は本家本元ドイツの「MOMO」 1973年の初版本です。

a0072072_2041946.jpg

こっちにやってきて、私が愛読している日本版の「MOMO」をピーターたちに見せた
とき、それがStuttgartの出版社から刊行されていたことに彼らが気づき、
まるで予め決まっていたことかのように、笑顔で私に教えてくれました。

そして古本屋を探しまわり、1973年の初版本を私にプレゼントしてくれたのです。
私はこっちにくるまで「MOMO」がStuttgartの出版社から刊行されていたことを
知らなかったし、ピーターたちも知らなかったそうです。


でも、わたしは神様のサインに気づいていた。
だからこそ、ここまでやってくることができたのだ。


 神様はサインや前兆を僕の進む道に用意していてくださるのだ

 神様はほんの時たまにしか、将来を見せてはくれぬ
 神様がそうする時は、それはたった一つの理由のためだ
 すなわち、それは、変えられるように書かれている未来の場合だよ

 前兆に従ってゆきなさい

  -アルケミスト






さて、私は明日ミュンヘンにあるミヒャエル・エンデ博物館へ行きます。
どんな顔してエンデに会ったらいいのやら。。。(笑
[PR]
by cotomono | 2015-05-02 20:53 | Germany | Comments(0)

Germany stay photograph diary at Stuttgart:20

a0072072_19372412.jpg

今日のStuttgartは雨の一日。やっぱり昨日散策しておいて正解だったな...
日本はすでに夏日らしいですが、こちらは昨夜からぐっと気温が下がってきたので
オイルヒーターを付けました。

晴れた日はふつうに20℃を超えるので、Tシャツでもぜんぜん平気だけど、
部屋の中はひんやりなので足元首元は温かくしとくに限ります。
でも、日本みたいに湿度がないので、夏が苦手なわたしとしてはすごぶる快適。
いまはサマータイムで夜9時近くまで日は落ちないし、衣食住すべてにおいて、
ここは本当に暮らしやすい場所です。ま、でも冬はすごく寒いと思うけどね...

ピーターとベアのうちは日本式なので、靴を脱いで部屋に入っていたけど、
こちらは基本、靴のままお部屋に。なので私はBIRKENのボストンを部屋履きに。
レッグウォーマーは実はアームウォーマーです。
確かオランダ人デザイナーのもので、それなりのいいお値段のものだけど、
日本ではほとんど活用できてなくて、でもこっちに来てレッグウォーマーとして
大活躍中。。。持ってきといて良かった!

そう、そして個人的にドイツといえば何といってもBIRKENSTOCKなのですが、
私は日本でも2足愛用してるけど、やっぱり高いのでそう簡単に手がでません。
でも当然、こっちで買えば割安で買えるわけで、いろいろ検索してみたところ、
日本で買えば税込みで30,000円近くするLondonが、なんとなんと
EUR 87.99!!! 現時点のレートで11,845円。3分の1程度です...

今のところ、こっちで作ったサングラス(ベルリン在住のデザイナーもの)以外は
高い買い物はしてないので、Londonとこのオレンジのサンダルを買って帰ろう。
実用品だし、2足買っても日本で1足買うより安いもんね。


a0072072_20463978.jpg

さて、のんびりできるのも今日まで。5月は中旬過ぎまでイベント目白押し。。

明日の夕方にはariyaのライターKさんがStuttgartにやってきます。
翌日にはミュンヘンへ日帰り旅行へ。そして1週間の超ショートステイ中に
福祉関連のワークショップへの2件取材が入っていて、その関係で通訳の方々など
また新しい人たちとの出会いがたくさん待っているので、心しておこう。。

ピーターとベアがヘルプしてくれるけど、Kさんをしっかりアテンドできるように、
地図と路線図をにらめっこして予習復習しています。。。(汗



ここでの写真は、インスタにたくさんアップしているので見たい人はどうぞ。
https://instagram.com/cotomonomotoco/
[PR]
by cotomono | 2015-05-01 20:47 | Germany | Comments(0)

Germany stay photograph diary at Stuttgart:19

a0072072_3255871.jpg

さて、airbnbの大家さんのご好意で予定より2日も早くStuttgartのアパートへ。
ここはピーター&ベアが暮らすアパートから歩いて20分程度の位置にあって、
彼ら曰く閑静な住宅街的な、とてもいい場所みたいです(笑

今日は地理感をつかむために3時間近くゆっくり歩いてみましたが、
アップダウンが激しいけど、トラムを使わなくても十分市中心部へ行けるし、
街並が本当に美しいので、ただ歩いているだけでぜんぜん退屈しません。

a0072072_3384695.jpg

部屋は1ルームですが十分な広さで、インテリアも設備も申し分ないです。
ドイツの住環境を一度経験すると、日本のそれの貧しさには愕然とします...
大げさじゃなく、ドイツを基準としたらほんとんど犯罪レベルじゃないでしょうか。

a0072072_3493018.jpg

部屋の窓からの眺め。空と自然の木々があれば何もいらないなぁ...
(はぁ、うちのマンションに戻るのがほんといやになる。。。


ここでの写真は、インスタにたくさんアップしているので見たい人はどうぞ。
https://instagram.com/cotomonomotoco/
[PR]
by cotomono | 2015-05-01 04:09 | Germany | Comments(0)