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ふしぎでなつかしい、旅するような一日。

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昨日はアルバスさんでの展示最終日。
何ごともなく静かに終わるだろうな〜と思ってましたが、
ときどき、不思議な出会いがあるもので...

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Studio Kura

搬出時間を2時間も繰り上げ(すみません...)電車に飛び乗り、
一日の終わりには、数時間前に出会ったばかりの人たちと
糸島のWestで天ざるうどんを食べていました...(笑

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写真家のピーターさんとパートナーのベアーさん、とってもステキなカップル。
そして縁あって、わたしのとっておきのかばんはドイツにもらわれていくことに。

お土産ですと紙袋を手渡すと、
「amazing!!!!!!!!」と、感嘆の声をあげるベアーさん。


2年前に試行錯誤のなか作ったもので、東京、福岡、大阪、熊本、佐賀、福岡と、
わたしと一緒に旅しながら、だんだんと愛着が湧いていたこのかばん。

いろんな方にみていただいて、実は前日にも1年越しで欲しいと言って
下さった方がいらっしゃったのですが、結局はもらわれることはなく...
まだしばらくわたしの元にいるのだろうなぁと思ってたところ、
「very beautiful!」と、アルバスでベアーさんに一目惚れしてもらい、
この人にもらっていただこうと、はじめからそうなるのが分かってたみたいに
素直に思えました。


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日が暮れて、みんなでナイトピクニックへ。
闇夜に光るホタルの群生をみたのは子どもの頃以来で、
青く光る生きもののふしぎを、水の音に感じ入る静かな時間。
(と、こんな風に書いちゃうことが陳腐なくらい...


山があって、川があって、田んぼがあって、鎮守の森があって、
糸島はわたしの故郷ではないけど、久しぶりに自分の原風景に帰ったように
からだが自然と解き放たれるひとときでした。

そんな、ふしぎでなつかしい、旅するような一日。


ピーターさん、ベアーさん、そして「kura」のみなさん、
ありがとう。
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by cotomono | 2013-05-27 22:12 | Comments(0)

はじまりました。

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albusさんでの展示会スタートしました。
棚にディスプレイするのはじめてだったけど、意外と展示しやすく
「小さいお店」っぽくて、なんだか新鮮です。

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土曜日は「ノックの帽子屋」のノックさんと向かい合わせで店番を。
ノックさんは中南米やアジアや東欧など海外で生地を買い付け、帽子を作り
日本中を行商して回る旅する帽子やさん。

この日は「サークル」だったので、ここら周辺のみなさんはみんな
海の方へいってるのか、終日至ってのんびり。。。
おかげで、ノックさん、albusのまりちゃん&じゅんちゃん、トレネのちょうさんで
貸し切り状態でおしゃべり。夜はみんなで近所のおなじみ「前田家の食卓」で
夜更けまで呑み四方山話に花を咲かせてました。。あー、たのしかった。

し、しかし、気がついたら財布にお金がほとんどないわたくし。。。
今度いつ会えるかわからないノックさんにタクシー代を出してもらうハメに。
いやぁ、ノックさんほんとうにいい人(笑。また必ずや再会を〜!

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日曜日は、albusに集う個性豊かな面々や、わざわざこのブログをみて来て下さった
お客様との出会いもあり、毎回のことながら「かばん作ってて良かったなー」と思う
ひとときでした。

albusさんでの展示は5/26(日)まで。土日は在廊しております。
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by cotomono | 2013-05-20 21:47 | Cotomono Works | Comments(0)

こころ静かに、10回目。

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時計の針を回りましたが、明日(5/18)〜26日まで
おなじみ「albus」さんでの展示会が始まります。

今回は2Fのギャラリーではなく、1Fの普段はカメラ雑貨などを置いてある
スペースをお借りして展示させてもらうこととなり、(搬入は当日の朝なのですが)
さてどんな空間になるかな〜...と、ゆっくり荷造りしながら想像していました。



毎回、展示会の前日は色々と思いを巡らせるのですが、
今回はなんだかとても静かな気持ちです。

でもそれは今日に限ったことではなくて、
今年に入ってから、だんだんとスローダウンしていく感じがあり、
それは自分の意思でコントロールできるものとは違う、
なんというか、自然の摂理のようなものかもしれません。


そして、そういう心持ちで、節目となる10回目の展示会を迎えることができ、
ほっとしたというか、細ぼそながら続けてこれて本当に良かったなと思えます。




krank/marchelloさん、メッシュ平川さん、カメラのS、ライターKさん
いつも変わらずのお力添えをいただき、ありがとうございました。
また、DM配布などお知らせのご協力をいただきました皆様にも
この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。

そしてalbusさん、明日からどうぞよろしくお願いいたします。
たくさんの方々とお目にかかれるのを、かばんたちと一緒に
楽しみにお待ちしております。

展示会のおしらせ
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by cotomono | 2013-05-18 01:09 | Comments(0)

私たちの話は私たちの頭の中だけに存在する

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私たちの話は私たちの頭の中だけに存在する

蹂躙された私たちの体の中にだけ、戦争の時間と

ぽっかり空いた空間の中だけに

どんな公式の記録も、文書も足跡もない

ただ良心だけ、ただそれだけ



私たちが言われたことは

私が彼らについていけば、お父さんを助けられる、

仕事がもらえる、国のために働くことができる

行かなければおまえを殺す、ここよりずっとよいところだ



私たちが発見したこと

そこには山も木も水もなく、

黄砂、砂漠、目に涙がいっぱいの、我慢をしている

数千人の不安に震える少女たち

私のおさげ髪は切り取られ、下着を着る時間もなかった。



私たちがしなければならなかったこと

名前を変えること

ボタンを開けやすいワンピースを着ること

一日に50人の軍人の相手をすること

生理の時も休めず

あまりに多くの男の相手をして歩けなくなったにも関わらず

それでも相手をしなければならなかった

足を伸ばせず、体をかがめることができなくても

それでも相手をしなければならなかった



彼らが私たちに繰り返し行ったことは

暴言を吐き、殴り、血だらけになるほど痛めつけたあげくに

消毒し、注射を打ち、そしてまた殴り、体に数多くの穴を開けたこと



私たちが見たことは

浴室で化学薬品を飲んだ少女

爆弾を受け死んだ少女

銃剣で打ちのめされた少女

壁に頭をぶつけた少女

溺死するほど川に何度も投げ入れられ、栄養失調にかかった少女の体



私たちに許されなかったこと

体を洗うこと、出歩くこと、医師の診察を受けること、

コンドームを使うこと、逃げること、赤子を守ること、

やめてということ



私たちがもらったもの

マラリア、梅毒、淋病、死産、結核、心臓病、全身発作、うつ病

私たちが食べたもの

ご飯、味噌汁、大根の漬物、ご飯、味噌汁、大根の漬物、ご飯、

ご飯、ご飯



私たちがされたこと

破壊され、道具にされ、不妊になり、穴になり、

血だらけになり、肉のかたまりになり、追放され、

沈黙され、一人ぼっちになったこと



私たちに残されたもの

決して消えない衝撃、死んだお父さん、無賃金

多くの傷、男への憎しみ

子どももなく、家もない、ぽっかり空いた子宮

飲んだくれになったこと、罪の意識と羞恥心

何にもない、何にもない



私たちに付けられた名前

慰安婦、堕落した女たち


私たちが感じたこと

私たちの心はいまもなお震えている



私たちが奪われたもの

お金、私の人生

私たちは今74歳、82歳、93歳

目も悪く足取りも遅いが準備はできている

毎週水曜日、日本大使館の前で

もう何も怖くない



私たちが望むこと

今すぐに、私たちの話が消える前に

私たちが死ぬ前に


言え日本政府よ!

慰安婦女性にごめんなさいと


私に言え、

私に、

私に、

私に、


私に言え、


ごめんなさいと言え、


ごめんなさいと




慰安婦問題の解決を求めて—1000回目のソウル水曜デモ2011.12.14
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by cotomono | 2013-05-16 21:05 | Comments(0)

近づきたい

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展示会まであと1週間。

カメラのSに(今回も)奇跡的に良い写真を撮ってもらい、
ライターKさんに(本業でもないのに)レイアウトを組んでもらった
DMが昨日刷り上がってきたので、今日は半日かけてあちこち配布して回る。

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日頃まったく出歩かないのだけど、そんな出不精を取り戻すかのように
今日いちにちで、初めましてやら、お久しぶりやらの連続で、
足を棒にして歩いた甲斐があった。。。

あ、ご卒業されたばかりの『oshow』スバラシかったです。
5/15まで、TERCEIROにて。

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それから今日は、ずっと育ててみたいと思っていた盆栽との出会いも。
先月、お世話になった「カシズク」さんで前触れもなく目の前に現れて、
一瞬で、モッテイカレマシタ。

ほんとはもう他の人の元に行くはずだったのだけど、
なぜかすんなりと譲ってくださり、わたしの元へ。

名前は、ツルウメモドキ
大切に育てます。


::





と、こんな風な日記は書ける。


書けるのだけど、

本当は、本当には、書くことができない。


今日お会いした方に、「いつも読んでいます」と声を掛けて頂き、
なんだか申し訳ない気がしてしまったけれど...

喉の奥にまで、言葉はあるのだけど、
それを出してしまうことに、ためらいがある。


だから、今日も書くのはよそうと思っていた。

でも、今夜観たテレビの中で、ある僧侶が云っていた言葉には
本当があったから、忘れないように書いて置こうと思う。



【ETV特集】
仏教に何ができるか ~奈良・薬師寺 被災地を巡る僧侶たち~


震災直後、大津波にのまれた石巻の惨状を目の当たりにしたある僧侶。

長年、高尚な寺で修行を積んだはずの僧侶から出てきた言葉は、
人を弔い、慰め、救いであるはずの念仏などではなかった。


「ここに生まれてこないで、よかった...」


そんな、ただ素直な、残酷な、言葉だった。
そして、その言葉は、わたしの中にもある。



だから、近づきたいのだ。

そこには、本当があるから。
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by cotomono | 2013-05-12 03:30 | Comments(0)