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one And only

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 咲く花は夢のよう 願い続けたら叶うもの
 捨てずにいた希望さえ ついえてしまった今ならば

 どこかしこ 桃色の花びら 風に揺られ 空は曇りゆく
 止めどなく 吹く風にさらされて

 散るころも この街は

 緑さえ まぶしくて 轟く車の土煙
 晴れたなら 思いの丈は 背丈くらいになって走り出す

 思い出は まるで夏の日のよう 飛び出せば そこは群青の空
 吹く風は 木々を色付かせ しんしんと冬を迎えよう

 o.A.o......o.A.o......o.A.o......

 咲く花は夢のよう 出会った頃とおんなじで
 歩き出した君のよう 明日もそうでありますように

 ありがとう こんにちは おやすみ さようなら また明日
 咲く花は 夢のよう ここにいてくれてありがとう

                     くるり/o.A.o
 


................


このうたの『o.A.o』って、なにかのエールかな?と思っていたら、
one And only...「かけがえのない人」という意味なのだそう...

かけがえのない人とは、そう、
サン=テグジュペリの名作『星の王子様』が愛しているバラの花のこと。


震災で失ってしまった「かけがえのない」ものへの愛、悲しみとあきらめ、
そして、慈しみ。

そして、それでもここで「いま」を生きているものたちへのエールが
o.A.o......o.A.o......o.A.o......と、言霊となって胸に響く。





one And only
かけがえのない人へ

ここにいてくれて、ありがとう。


心にバラを届けてくれて

ありがとう。
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by cotomono | 2012-10-29 23:38 | Comments(0)

Red

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ベルギーの郵便屋さんの集荷袋で作ったトートバッグ。

赤い丸は日の丸を意識したわけでは全くなく(笑)、もともとそこに印なのか、
赤いペンで「25」と書いてあって、さすがにそのまま使うのはキビシイので、
思い切ってシルクで赤く刷り入れました。...というか、いつものごとく平川さんに
無理いってお願いしました。いつも快く受けて頂いてほんとに感謝です...
おかげで「25」はまったくわからないほど、きれいな赤い丸が入りました。
でも一言で赤といっても、思うような色見を作るのは一苦労で、
何回も調整をして色を作ってもらっています。

たぶん好き嫌いがはっきりするデザインだと思いますが、できたものを見ると
やっぱり赤っていいな、好きだな、と思います。


誰かに一目惚れしてもらえたら、うれしいです。



今夜はやけに月がキレイ...
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by cotomono | 2012-10-28 17:26 | Comments(0)

すごいな、かっこいいな。

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くるりの『坩堝の電圧』をようやっと、フルで聴いているけど、
いろんな人が方々で言ってあるように、やっぱり、まちがいなく最高傑作。
どの曲がどういいとかもあるけど、通しでずっと聴いてても全然飽きない。
飽きないどころか、音の魔法がひらいてくみたいにどんどん好きになる。


すごいな、くるり。
かっこいいな、くるり。

よくがんばった、ほんとにがんばった。


なにがすごいって、これを聴きながらミシンかけてるわたし自身に
ぐんぐんと力が湧いてきてることが何よりすごい。


かっこいいものつくらないかん、
すごいっていってもらえるものつくらないかん、

どんなにほそぼそだろうが、いっぱいいっぱいだろうが、
世に出す以上は、そんなとこ、みじんもみせたらいかん。

そんな気持ちが湧いてくる。



越えるぞ、
ここを、ぜったいに越えていく。


glory days/QURULI






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 よく「勝負勘」がいいとかわるいとか言いますが、
 それは他人の予想についての評価ではないんです。
 実際に「当事者」として勝負をしてきた人についてだけ、
 言われるものだと思うのです。
 つまり、状況の有利不利を超えて、
 投げ出さずやけにならずに「できることをした」人が、
 いい結果を出すことがあるから、
 それが人には「勝負勘がよかった」と見えるのでしょう。
 ほんとうは、たぶん「勘」はひとつの要素であって、
 いい感覚で状況や展開を読むということよりも、
 そこから「なにができるか」を探して、
 それをやり抜いたことのほうが、重要なんですよね。
 

 *(上記、2012.10.24.『ほぼ日』より一部を転載させて頂きました。)

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by cotomono | 2012-10-24 22:04 | Comments(0)

あなたなしでは生きてゆけない

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先日、ある年上の女性に、自分が常々考えていること、
これからやろうと思っていることをお話ししたところ
「才能があるのに、もったいないね」と言われてしまった。

誤解のないように言うと、その人の受け取り方の問題ではなく、
わたしの伝え方が不味く、本意を伝えきれなかったのだと思うのだけど。

今日も針仕事をしながら、また内田樹さんのブログを読んでたら(しつこい)
そういうことについて、実に「ぴたっ」とくることが書いてあって、
「そうそう!」とパソコンに向かって激しく同意してしまった...


以下、「自立と予祝について」より一部を抜粋させていただきます。



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「贈与」というのは「コンテンツ」の問題ではなく、「構え」の問題だということ、程度の問題ではなく、原理の問題だということ。


私たちは自分が欲するものを他人にまず贈ることによってしか手に入れることができない。それが人間が人間的であるためのルールです。今に始まったことではありません。人類の黎明期に、人類の始祖が「人間性」を基礎づけたそのときに決められたルールです。親族の形成も、言語によるコミュニケーションも、経済活動も、すべてこのルールに準拠して制度化されています。繰り返します。私たちは自分が欲するものを他人にまず贈ることによってしか手に入れることができない。祝福の言葉を得たいと望むなら、まず僕の方から「あなたにはいつまでも幸福でいてもらいたい」
という言葉を贈らなければならない。まず贈与するところからすべては始まる。



ですから、「自分は貧しい」と思うなら、そのような人こそ贈与と返礼が活発に行き交っている場に身を置くべきなのです。どれほどわずかであっても、手持ちの資源を惜しみなく隣人に贈る人はこのサイクルにおける「ホット・ポイント」になります。贈与と返礼のサイクルはこの「ホット・ポイント」に資源が集中するように制度設計されています。それはボールゲームで「受け取ったボールをワンタッチで予想外の多彩なコースにパスするファンタスティックなプレイヤー」のところにボールが集まるのと同じ原理です。受け取ったボールを決して手離さないプレイヤー、受け取ったボールをつねに同じコースにしかパスしないプレイヤーにはそのうち誰もパスしなくなる。

僕たちの時代がしだいに貧しくなっているのは、システムの不調や資源の枯渇ゆえではなく、僕たちひとりひとりが「よきパッサー」である努力を怠ってきたからではないかと僕は考えています。僕たちは人間の社会はどこでも贈与と返礼のサイクルの上に構築されているという原理的なことを忘れかけていた。だから、それをもう一度思い出す必要がある。僕はそう思います。いつもの話だけれど、この考え方がいつか常識に登録されるまで、私は同じ話を繰り返すつもりである。


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この原理原則を踏まえた上で、
ある年上の女性がわたしに言って下さった「才能」の話をすれば、
これは、自分のものではなく、はじめから「贈与」されたもの。

もったいないも何も、これは「もらった」ものなのだ...
だからずっと、その使い方について考えてきた。
それを誰かにパスするには、いろんな意味で技術が要るから。
どうしたら、うまく手放すことができるだろうと...


それを自分のため(だけ)に使おうとすれば、いづれ自滅するだろうということを、
直感的にわたしは知っていた。理由はわからない。

でも直感的なことは、生きものとしての「いのち」に関わることだから、
内田さんの文章を読んでいて、あぁそうか、と救われた気がした。


わたしは、はじめから
「あなたなしでは生きてゆけない」のだ。



だって、そういう生きものだから。
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by cotomono | 2012-10-21 21:53 | Comments(0)

思考中。

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定番となったブランケットのカバン。
これで3点目だけど、1点目も2点目も、ちょっとづつ違う。
カバン本体とレザーの取り付けにはDカンという文字通り「D」の形をした
金具を使っているのだが、この加工が一苦労。。。
2本のペンチを使いテコの原理でDカンの口を少し開けてハトメの穴に通し、
再び口を閉め直さないといけないのだが、今回はどうしても自力では出来ず、
近所の靴&カバンの修理屋さんに持ちこみ、職人さんにやって頂いた。
近所にお助け屋があってほんとに助かった。。



さて、これからやってみようと思っていることについて、
メールにてではあるが、先方のニーズをヒアリングしながら
ずっと考えている。

そこに自分が入っていくことで、何かを余計に奪ってしまうことにならないか?
という危惧というか不安があるので、そこは慎重に丁寧に聞いて考えに考える。

そして、その上であらためて思うのは、それをやろうとするなら、
自分の今いる場所を、おろそかにしちゃいかんなということ。

こないだ、ビッグイシューでくるりの岸田くんが言ってたように、
自分が今いる場所への慈しみや感謝や実感がなければ、他者のそれを
肯定することはできない気がしている。

はっきり言えば、それが、今いる場所からの「逃げ」であっては
ならないということ。そう思うってことは、少なからずそうなのかも
しれないし...ここはじっくりと正直に。

人のことを考えるって、結局自分のことを見つめることになるから
人間って、やっぱりおもしろい生きものです。




内田樹の研究室/「En Rich」のロングインタビュー
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by cotomono | 2012-10-20 17:32 | Comments(0)

いきものとしての、直感。

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昨夜は久しぶりにライターのKさんとうちでお茶をする。
「ariya.」はもう17号にもなるそうで、本業の傍ら、これだけ質の高いものを
よく作り続けてるな〜と頭が下がる。
今号には、Kさんのスリランカ フェアトレード珈琲紀行も載ってて、
とても良い記事なので、良かったら本屋さんなどで買ってくださーい。

そんなKさんに、わたしがこれからやってみようと思ってることを話すと
「うん、いいと思う」とすんなりわかってくれた。
まぁ、Kさんとはおなじ穴のむじなだからね...(笑

しかし、Kさんもそうだけど自分が食べていくだけで精一杯なのに、
なんで誰かの助けになりたいとか、役に立ちたいとか思うのか不思議。

思うにもうこれは、人としてというより「いきもの」としての直感で、
助けたり助けられたりしないと、生きていけなくなるのが分かってるのかもなぁ。。
ぜったい、いまより大変になるのは目に見えてるのにな。
でも、そういうものを持たない「ものづくり」はわたしにはありえないから、
大変だろうが何だろうが、まぁもうこれは自分がやることなんだろう。
世界は壊れかかっているから、修復機能のとしての反動かもしれん。


あと、Kさんのスリランカ紀行を読んでても思ったけど、
やっぱり「そこ」に行くって大事。自分で近づいてみないと感じないもの。
感じないままに、考えてばかりいると、イメージばかりが肥大化して
身勝手に絶望したり、そこにただある希望にも気付けなくなる。




草でも花でも、虫でも魚でも、いきものである以上、
おしまいの日がくるときまでは、生きるであろう。人も然り。
その大前提があるから、まぁなんとかなるだろう。


そして、助けたり助けられたりしながら生きて行く。

それが、いきものとしての、直感。
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by cotomono | 2012-10-16 23:38 | Comments(0)

アトリエブラヴォ展覧会「きょうはなに描くとー?」

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いつも仲良くさせてもらってます「アトリエ ブラヴォ」の展覧会@東京
のお知らせです。

:::::::::::::::::::::::::::::::::

「きょうはなに描くとー?」
街と人と絵描きたちのオシャレな関係 アトリエブラヴォ展覧会

会場:生活工房ギャラリー
会期:2012年10月13日(土) ~ 2012年11月18日(日)
時間:9:00 ~ 20:00


*作品&グッズの販売会 / 11月17~18日 11:00~18:00
現在展示されている作品に加え、お手頃な価格の作品も展示販売。
*小池アミイゴワークショップ&アトブラスタッフ原田氏による講演会
18日 13:00~16:00 / 1000円(障がい者無料)→ 詳細情報

=アトリエブラヴォ=
包行 想、川上勇樹、小林泰寛、近 良輔、近藤純平、高田扶美、
トン嘉鈴カレン、新田恵理、樋渡幸大、本田雅啓、三谷由芙、山下聖子

共催:社会福祉法人JOY明日への息吹 障害福祉サービス事業所 JOY倶楽部
後援:世田谷区/世田谷区教育委員会
協力:リキテックス/バニーコルアート
企画監修:小池アミイゴ
アートディレクション・デザイン:中嶋 香織
撮影・編集:ワンダーランドハウス & 丸山 玲一郎
アドバイザー:SPACE YUI

=生活工房ギャラリー=
東京都世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー3F
電話:03-5432-1543
http://www.setagaya-ldc.net/

福岡の街を歩けばアトリエブラヴォの作品に会える。
それも飛び切りオシャレな場所でばかり。
なんだ? なんだ??
「障がい」と「オシャレ」という言葉が並んでいるぞ!?
なんだか世界が美しく見え出したぞ!
その秘密、東京のみんなとも共有したいんだ!

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残念ながらわたしは行けませんが、きっとスゴイことになっているハズでしょう〜
東京近郊にお住まいの方はぜひ。。


*詳しくはこちら、監修の小池アミイゴさん展覧会の制作ノートです。
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by cotomono | 2012-10-14 18:55 | Comments(0)

展示会のお知らせ

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photo:misa shigematsu [STM]

今年最後となる展示会のお知らせです。
お知らせにご協力いただければ、幸いです。

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キモチをカタチに...
 Cotomono 手作りのカバンや小物たち vol.9


[期間と場所]
2012.11/17(土)〜11/25(日)Orange(熊本)
12時〜19時
(最終日のみ18時まで、作家在中:11/18(日).11/23(祝).11/25(日)
〒860-0803 熊本市中央区新市街6−22
TEL:096-355-1276 hp:www.zakkacafe-orange.com

2012.12/1(土)〜12/9(日)PERHAPS GALLERY(佐賀)
11時〜19時(最終日のみ18時まで、作家在中:土.日の予定
〒840-0825 佐賀県佐賀市中央本町2-22 222ビル3F
TEL:0952-27-6262 hp:http://perhapsgallery.net/



[お問合せ] 
Cotomono : www.cotomono.com

ヨーロッパの古い時代の生地(未使用)を使ったカバンや手染めのカバン、
シルクスクリーンを使ったオリジナルプリントのカバンなど、いろいろなキモチを
いろいろなカタチにしました。この冬にぴったりな暖かいブランケットのカバンの
他、福岡のアート集団「アトリエ ブラヴォ」や、絵描き「oshow」とのコラボ
バッグも登場します。また、オーダーメイドでの制作も御受けしておりますので、
どうぞお気軽にお立ち寄り下さいませ。


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by cotomono | 2012-10-14 18:29 | Exhibition | Comments(0)

人は、人を助けるために生まれてきました。

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くるりの「soma」をくりかえし、聴いている。

くるりらしい、やさしくて切なくてとても美しいうた。
みたことのない、相馬の風景が浮かんでくるよう。

でもやっぱり、こうして「うた」になってしまったことは
本当に悲しくて、ぜったいに忘れてはいかんと思う。

でも、ほんとうに良いうたです。

 


 思い出はもう 消えそうだよ 消えそうだよ
 青い空

 浮かんだ雲 まばらになる 消えないで

 どこまでも青い海の 声 高く舞い上がる 潮騒の浜

 相馬の空は  いつの日も いつの日も
 君を映す 鏡のよう 虹色の橋を架け

 降り止みそうな 雨を心に 緑を胸に抱いて続く日々

 息子よ 君はどこまでも どこまでも 続くこの道を
 浜のほうへ 行くんだよ 産まれた場所へ いざなおう

 ここは どこまでも 遠く青い 嗚呼 相馬の町だよ

                         ”
                 soma/くるり







季節の変わり目にあることを自覚してから、
少しづつ、目の前の霧が晴れていく。

もう長袖の季節なのに、まだTシャツでいたから
風邪をひきかけていたのだった。



金曜日恒例となった首相官邸前の抗議行動。

少し前に、動画でみた9歳の男の子のスピーチは、
ぜんぶの大人に対して向けられているのだと思った。




季節は変わっていく。
もう十分に、つくってきた。
これからなすべきことも、もうわかっている。
そのための、10年間だった。


たくさんの困難があるだろうけど、
これまでもそうだったように、
少しづつ、乗り越えていけばいい。

それが、ほんとうになすべきことであれば
かならず、道は開かれる。


それに、わたしはもう「ひとり」ではない。




金曜日の首相官邸前で、たくさんの大人たちを前に言い切った
9歳の男の子の言葉を、ワンフレーズだけ。

これからずっと、忘れないように。


「人は、人を助けるために生まれてきました。」
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by cotomono | 2012-10-13 21:55 | Comments(0)

まさこさんとおとうさん

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さて10月も第二週。。。
ぼんやりばかりもしてられないので、現実的なことを。
今月中に大をあと3点、来月中旬までに大を1点+小を3点。

それらを仕上げたら今年最後の展示会へ。今回は熊本と佐賀2カ所を巡回します。
熊本は春もお世話になったOrangeさんで:11/17(土)〜25(日)
佐賀は初めてお世話になるPERHAPS GALLERYさんで:12/1(土)〜9(日)

詳しくは後日お知らせを...




今夜は、連絡しなきゃと思いつつずっとできずにいた
「bonbon」のまさこさんとおとうさんにお電話を。
ご依頼頂いているフェルトでバッグを作る件についての現状報告を。

いつもまさこさんの携帯を鳴らすのだけど、いつもおとうさんが出られる(笑
というのも「まさこはいま運転中(赤いスポーツカー)」なのだそうだ(笑
なのでおとうさんにまず概要をご説明し、後はポンポンとまさこさんとおしゃべり、
というかヒアリング。それで、終了(笑

無邪気な天才肌のまさこさんと(とっても)気が利く敏腕マネージャーな
おとうさん。本当に稀に見るナイスカップル。ちなみに御歳70歳。
実は(ブランド名は言えないけど)立派な事業家でもあられる。感服。

おふたりとは初対面がかなり強烈だったので、最初は不用意に構えてしまい
正直ご一緒できるか不安だったけれど、いちどお家にお邪魔させて頂き、
いろいろとお話するうちにすっかり打ち解けてしまった。

住む世界が違う方だなぁ...と思っていた距離が縮んだのは、
家族写真と共にお家の壁に貼ってあった、西日本新聞のある切り抜き
記事を目にしてから。

その新聞記事には、米兵によるオサマ・ビン・ラディンの殺害現場を、
歓喜の笑みを讃えモニター越しに観ているオバマとヒラリーの姿が
大きく載っていた。

そして、その記事のすぐに横に、おとうさんの字だろうか?鉛筆で大きく
「こんなことをしてはいけない!!」と書いてあった。

それを目にしたとき、じわっと胸が熱くなったのを覚えている。
その切り抜き記事について、おとうさんに尋ねることはしなかったけど、
ご縁が出来て良かったな...と素直に思えた。


実はおふたりからお話を頂いたとき、他にもいくつか共同開発的なお話があり、
自分のキャパを越えてしまうと思ったので、最初はお断りしようと思っていた。

でもそのすぐ後に、部分的にフェルトを使って欲しいという依頼が偶然あって、
あぁ、これも縁かもなぁと思い、わたしからまさこんへお電話を差し上げた。
てっきり「断られる」と思っていらしたまさこさんは、少し驚いていた。

その後、いくつかの共同開発的なお話は全てキャンセル(音沙汰なし)となり、
結果的に、おふたりとご縁ができた。



たぶん、わたしに与えらているものは、「かばん」ではない。

でも「それ」は、かばんを通じ、与えられているのだろう。
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by cotomono | 2012-10-09 22:08 | Comments(1)