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うれしい日

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この冬の寒さで枯らしてしまった、うちの子、ワイヤープランツ。
月麦のひなさんが大切に手をかけてくださり、また新しい芽が。。。
ほんとにいつもありがとう、ひなさん。



さて、GW初日。
みなさんお出かけですか〜?と、
窓の外に流れる都市高速を眺めながら、かなり遅れ気味の針仕事を。。。
ほんとは、今月中には2月の展示会でいただいたオーダー分は
フィニッシュしてないといけないんだけど、mac修理という思わぬ出費が
ただでもうすっぺらい懐にひびき、、、急遽今月は着物やさんをフル出勤。

でも、なにより制作が追いつかないくらいにオーダーを頂けてることに、
深く感謝。(のろのろしてるのはわたしです。。。
おかげさまで、4月は4人の方にかばんをお届けすることができた。


わたしはただ、ものを作っているだけなのだけど、
わたしのかばんをお求め下さる、おひとり、おひとりに、小さな物語があって、
かばんを通じて、その1ページに触れさせてもらっているような気がして、
自分がすこしづつ、ふくらんでいく。そんな確かな感触がある。

それは、且つて作ることをしながらも、
だんだんと擦り切れてしまうような日々を過ごしていたわたしにとって、
「ものをつくるとはどういうことだろう?」と、問い続けてきた
ひとつの答えかもしれない。



今日は、またひとつうれしいことが。

今月はじめに神楽坂へ納品していたかばんが、ふたつも売れたとのこと。
それも、ひとつはアトブラコラボかばん。
すごいなー、うれしいな、やっぱり思い切って東京へ動かして良かった。

どんな方が買って下さったのだろう?
この場を借りて、お礼を。ありがとうございます。
そして、いつも真摯な接客をして下さっている、お店のスタッフに、感謝。


それから、今日はもうひとつうれしいことも。

わたしも大好きな、ある映画がきっかけで偶然このブログをみて下さった方から、
かばんのオーダーを頂いたのだ。それも、いつもとは違う雰囲気のオーダーで、
ご要望にかなうものが作れるか 一抹の不安もあるけど、
無事macが生還してきたら映画のDVDを観てイメージを膨らまそう。。。
楽しみだなぁ。

そんなこんなで、いつもどおり針仕事の休日だったけど、
今日は、とてもとても、うれしい日。




ひさびさに露出ということで、、、
フリーペーパー『Little press』にちょこっと紹介いただいてます。

私事は別として、、、
写真やデザインを学ぶ人にとっては教材のような、
福岡では草分け的にクオリティの高いフリーペーパー。
作っている方も、とても情熱のある人物です。

ジュンク堂などに置いてありますので、よかったらどうぞ。
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by cotomono | 2011-04-30 01:01 | Comments(0)

てんでんばらばらに、自立

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macを修理に出して早3週間。
今週には、、、来週には、、、とじらされた末、
「やっぱり、GW明けになりそうです」だってさ。。。

で、さすがに不便なので代替品のmacを持ってきてもらった。

150通ほど届いてたいろんなとこからのメール(ほとんどは広告メール)に
ざっと目を通して、普段読んでるブログをチェックしたところ
リンク先に、日頃から気になっていたことについて書いてあったので
以下、コピペします。


ちなみに、落語風にはじまる「小沢昭一的こころ」は
いつも着物やさんで聞いてます。

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震災後日本と小沢昭一の貧主主義

小沢昭一「シブトク立ち直って」(朝日新聞2011-4-24)

敗戦後は日本中が「茫然自失」の状態でした。昨日までの価値観が根底からひっくり返って、ただ「茫然」とするだけじゃなく、自分の存在の根拠さえ失った「自失」だったわけです。昨日まで「鬼畜米英」なんて言っていたのが、ガラリと変わってアメリカ礼賛の「民主主義」「自由」なんです。世の中、信じられなくなっちゃった。

当時は「みんなで頑張ろう」なんてかけ声もなかった。みんな焼け跡で、今日を生きることで精いっぱい。てんでんバラバラに頑張るしかなかった。

それまでの「一億一心」から、正反対の「てんでんバラバラ」。この「てんでん」というのは、個人一人ひとりの「自立」なんです。そのてんでんを深めよう、バラバラを深めようと、急に切り替わった。でも、バラバラの価値観をどう深めていくか。それは大変でも、そのために戦争という大きな犠牲を払ったわけですからね。

戦後はみんなが何もかも失って貧しかった。でもその代わり「自由」なるものを味わって、これにすがりつこうと思い、みんなが希望を持った。

「今日一日の食うものもない貧乏暮らしだけれど、今度こそ貧乏をバネに俺の好きな生き方をしよう」「大変だろうけど、やってみようじゃないか」と、一人ひとりが独立心を持った。後に私の唱えた「貧主主義」が芽生えるのです。

だかち今回、「一致協力」とか「絆」なんてことが強調されるのが実はちょっと心配なんであります。いつかまた、あの忌まわしい「一億一心」への逆戻りの道になりゃしないかと、そんな気がするんですね。だから私たちの世代には「絆」ってのはちょっと怖い言葉なんです。耳にタコで、こりごりしてる。でも若い人たちには初めての新鮮な言葉なんでしょう。いつの間にか意味がすり替わらないように、気をつけなくちゃいけませんよ。

東北の皆さんはみんな我慢強く、ねばり強い。それだけじゃなくて、実は底抜けに明るいユーモアの心もお持ちなんです。大変でしょうが、持ち前のたくましさでシブトク立ち直っていただきたいと祈っております。 (以上,朝日新聞より引用)


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「自立」とは、一体なんだろう?

小さな子ども時分から、
無意識に、たぶん、ずっと気になっている。

幼稚園でひとりスモックを着なかったのも、
高校さぼって家でラジオを聞いてたのも、
現在、こうしてものづくりなんぞをやっているのも、


根っこにあるのは、
「てんでんばらばら」に生きたいが故だ。

なんだかよくわからないけど、
立派そうに見える大きな力に対して
「ほっとけ」と言いたいが故だ。




戦後、ずいぶんたって生まれたわたしにとって、
小沢さんがいうような「自立」がなんなのか、
ほんとのとこはよくわからない。

そしていま、
被災地と呼ばれている場所で生きる人のことも
ほんとうは、よくわからない。


人間は、共感する生きものだから。


だから、
わからないは、わからないと、

「てんでんばらばら」に、感じたいのだ。
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by cotomono | 2011-04-28 22:30 | Comments(0)

問い。

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そろそろ、修理に出さないとな...


さて、一昨日の田中 優さんの講演会
立ち見もでる程の人の入りで、いつも以上に内容も濃く、
被災地支援や原発についてより具体的に踏み込んでいて希望が湧いてきた。
あらためて、主催のみなさんにお礼を。

優さんの話しを聞くのはこれで4.5回目くらいか、、、
毎度、はぁぁぁぁ...と目からウロコな話しに驚かされる。
わたしが思うに優さんのすごいとこは、「どうしてだろう?」という
自らの問いのひとつひとつに対し、自分で考えて行動し裏付けをとって
「それでは」という答えを導き出しているところ。

それを、チェルノブイリから25年間、ずっと続けていること。
それもずっと区役所に勤めながら、休日をボランティアにあて
地道に活動をされてきての、いま現在なのだ。

まさに、持続する志し、だな。


“敵を倒すにはその懐に入りそれより大きな存在となり包み込むこと”
そんなふうなことを誰かがいってたけど、もしかしたら優さんは、
これからそういう存在になるのかもな。




今日、ニュースをみてたらメガネをかけた東電の社員が涙ながらに詫びていた。

これをパフォーマンスととる人もいるだろうし、
泣いたところでいまさら遅いよと思わなくもない。

その一方で、この人も辛いのだなぁ、、、と、素直に同情してしまうわたしがいた。
そして、一昨年11月の「ある日」のことを思い出していた。




たぶん、問題の本質は、
「原発」反対とか推進ではないのだろう。


そのことを、皮肉にも超満員となった優さんの講演会の中で感じていた。


鳴り止まない拍手に、
泣きながら聞き入る母親に、


そして、ざらざらした違和感を抱く自分自身のなかに。



わたしの問いは、どこにあるのだろう?
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by cotomono | 2011-04-05 00:58 | Comments(0)