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ありがとう

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長かったようで、あっという間の9日間。
今日は搬出があるので自転車を置いて、ぎゅっとした日々を惜しむかのように
ゆっくりゆっくり歩きながら、アルバスへ。

ほんのりと春の訪れを告げる、控えめな白い花びらをながめながら、
聴こえてくる「ブレーメン」の歌声にあわせ口ずさむ。

閉じていたコートのボタンをひとつ、またひとつ開いて、
声に出して言ってみる。


“ブレーメン、前の方を見よ。”

 
          前の方を、見よ



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期間中、ほんとうにたくさんの方々に足を運んでいただきました。
毎日毎日が新しくて、朝がくるのが楽しみで仕方がありませんでした。

ある方はじっとみつめ、ある方は手に取ってくださり、
ある方は良いところ、そうでないところをつぶやいてくださり、
そのいくつかは、それぞれの場所へ旅立っていきました。



ものづくりは、やはり、
孤独なものです。


でも、孤独と孤立は違うように、

ひとりではじめたことが、いつのまにか、
自分でも気がつかないうちに、誰かの手をとって
またひとり、またひとりと、ぎゅっと、つながってゆく。

ちいさな「ひとり」は、ちいさいままに、
おおきな世界へとなってゆく。



そんなことを感じた、9日間でした。


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最後になりましたが、
毎日、あたたかく迎えてくださったアルバスと屋根を共にする、
「trene」、「浅野デザイン事務所」のみなさん
それから、アルバススタッフのおふたりさん、
本当にお世話になり、ありがとうございました。



そして、「アルバス」酒井咲帆さん。

あなたと出会う前とあとでは、
自分のことをまた少し、好きになれました。

きっと、あなたと出会う人はみんな、
そんな気持ちになるんじゃないかな。

大好きです。




「ありがとう」
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by cotomono | 2011-02-27 23:40 | Comments(0)

写真とこども

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今日はいちにち、のんびり〜な感じで終わるのかと思いきや、
閉店間際、、、てか閉店後、迷子になりながらもHくんがアルバスに来てくれた。

で、わたしのカバンはさておき、、、
Hくんは仕事の関係もあって、こどもの写真をたくさん撮っているんだけど、
初対面ながら、アルバスのSちゃんとHくんは根底にあるものが同じだったみたいで、
ふたりが「写真とこども」の話しをうれしそうにしているのを横でみていて
なんだか、こっちまでうれしい気持ちがした。

Hくんとはいつも仲間内でわいわい飲んでることが多いので
こんな思いで写真を撮ってたとは...てか、そんなちゃんと聞いたことなかったけど。
Sちゃんにしても、彼女の活動を通してなんとなくわかってる風になってたけど、
やっぱり通じ合うものがあるもの同士の会話って、「ほんとう」だから
心からうれしそうに話すふたりをみてて、あぁ、出会えて良かったなと思った。


これから、「写真とこども」をテーマに新しいつながりができそうな予感...
う〜ん、、、ほんと楽しみだな。


それから、Hくんとふたり近くの蕎麦屋でそばをすすりながら
今後のことなどをごにょごにょと。

もうじき、いま居る場所を卒業し、
新しい場所をつくっていこうとしているHくん。

現実的な不安もまぁあるけど、この人はきっと大丈夫だなぁと
汗をかきかきカレー色のそばをすするHくんをみて思うのであった。
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by cotomono | 2011-02-27 00:29 | Comments(0)

Do not you do or do?

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5年ほど前。
まだ、いまのような「わたし」になれてはいなかった頃、
ある雑誌の取材を受けた。

取材といっても、ちょっとかわいいお部屋に住んでる子を紹介するページに
ちょこっと載せて頂いただけだけど...

その時にもらった「言葉」が、
どうしたらいいかわからずにいた「わたし」の背中を
少しだけ前に押し出した。


あれから5年がたち、
今日、久しぶりにお会いして、開口いちばんかけて頂いた言葉は、
「すっかり、ブランドになりましたね。」だった。


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お金がない、時間がない、先が見えないと、、、
「ない」理由をあげていけば、切りがない。

社会が悪い、政治が悪い、景気が悪いと、、、
「悪い」理由を誰かに委ねてしまえば、それまでだ。



世界は、あなたのためにあるのではないのだからさ。







「Do not you do or do?」


やるか、やらないか、

それだけ。


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今日も、たくさんのいい顔に出会えました。

お久しぶりでお世話になります、『f-d』Iさん
ネームプレートでご一緒してます、『まる』のIさん&Iさん
DMさんきゅーシロクマ氏&7月が楽しみな『もやいバンク』Kちゃん
またお会いしたかったです、「うち」つながりのciyoさん
一日の終わりに、気心知れまくりでワイン飲みまくりM子...(笑

それからそれから、たくさんのはじめましてのみなさま。


ほんとにほんとに、ありがとうございます。
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by cotomono | 2011-02-26 00:21 | Comments(0)

画家さん、来場。

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いろいろ悪態つきながらも、まんざらでもない様子で写メる純平画伯...

月麦さんにいただいた梅もすっかり散ってしまった、春らんまんの本日。

絵画教室をしているTくんに就活中の学生さん、カメラバッグを楽しみにして下さっていた
アルバスファンのお客さまや、着物やさんで一緒に働いていたYちゃん&娘ちゃんが
お友達と一緒に顔を出してくれたかと思ったら、お馴染みのライターaちゃん&kさんが
揃って来てくれて、息抜きに下のカフェで珈琲&ケーキごちそうしてくれたりと、
今日もはじめましてやひさしぶりな面々と会えて、とってもうれしい一日。


そんななか、アトブラの純平くんと本田さんがカバンをみに来てくれました。
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描く絵、そのまんまの純平くんと、寡黙で職人肌ながら引き出しの多い本田さん
対照的だけど、どこか似てるふたり。。。(笑
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by cotomono | 2011-02-24 23:08 | Comments(0)

誇らしい気持ち

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個展期間中、平日は12時まで着物やさんでアイロンがけしてから
13時からのオープンとさせてもらってます。
云わずもがな、移動はチャリなのでお天気が良くてほんと良かった。

けやき通りをアルバスへ向かっている途中、左手に突如白い箱が出現します。
実はここ、マキハウスの住宅展示場で壁面と内面にアトブラのメンバーが
絵を描いてるのですが、いやぁ、これがなんともいえず、いい!!
窮屈な都会の景色に風穴が空いたような、おもわず「ふふふ」と笑顔になっちゃいます。
そして、そんな彼らと一緒にカバンを作ったんだなぁと思うと、
ちょっと誇らしい気持ちがするのでした。

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カメラポーズのSちゃんをカメラのSが撮影し、その様子をこっそり撮るわたし...

さて、昨日は展示時間後、アルバスのスタジオをそのままお借りして物撮りを。
もちろん撮ってくれるのは、カメラのS。
せっかくなので、アルバスのカメラバッグとアトブラコラボ分はモデル?撮影も強行。

おかげさまでカメラバッグ、
アルバスのSちゃんのアイデアがぎゅっとつまったものができました。
試行錯誤の甲斐あっていろんな方にご好評いただいてますが、
やはり、なによりSちゃんが喜んでくれて、ほっと一安心。
搬入日に、うれしそうにカバンをみんなに見せて回る彼女をみて、
なんともいえず、誇らしい気持ちがしました。
(ちなみに、サイズやシルクパターンなどカスタマイズできますので、なんなりと...)


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さてさて、いつもながら、カメラのSとの撮影は楽しくてなんやかんやと0時近くまで
パシャパシャやってましたが、すごく充実した時間でした。

Sとの付き合いもかれこれ7年。
出会った頃はこんな日が来るとは思ってもなかったし、
お互い山あり谷ありいろんなことがあって、これからもきっとあるだろうけど、
ファインダーを覗くSは真摯に自信に満ちてほんとにカッコ良く、
こんな人に自分の分身のようなカバン撮ってもらえて
誇らしい気持ちがしみじみと湧いてくるのでした。



みんな、ありがとう。
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by cotomono | 2011-02-23 23:04 | Comments(4)

スロースタート

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アルバスのSちゃん。いつもはふわっとかわいいのに
カメラをかまえると凛々しくなって、うっとりします。


すっかり小春日和の個展3日目。
福岡というおおらかな土地柄か、東京に比べてモノの動きはスローだけど、
毎日いろんな人がふらりと来てくださり、気さくにおしゃべりしていって下さいます。
かばんを作っていなかったら、こんなにたくさんの人とお会いすることもなかったろうな
と思うと、それだけで満たされる思いがします。

そんななか、今日は初日にも来て下さったステキなおじさまが、
ステキなお友達を連れてまたいらして下さいました。
もう還暦を越えられていらっしゃるのに、子どものように
キラキラした思いをたくさんもって夢を描いていらっしゃる。
お話していると、年を重ねるってほんとにいいもんだなぁとわくわくします。
今年はモノづくりだけでなく、いろんなところに出掛けていって
いろんな人に出会いたいなぁと思っていたので、
この個展を機に、とても良い出会いを授かりました。


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搬入日に月麦のひなさんにいただいた梅。やわらかな春の香りがします。


今日は大好きなライターRさんも来て下さいました。
去年、震災後のインドネシアとハイチに取材で入られたそうで、
現場でしか知り得ない、いろいろ興味深いお話を聞かせていただきました。
Rさんが取材された記事がこちらにアップされていますので、ぜひ一読を。

インドネシア
ハイチ

こちらには、悲惨な状況下でRさんが聞いた希望の土音のことが...
デフキャンプ(障害者キャンプ)レポ


みんな、いい顔してるなぁ。。。
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by cotomono | 2011-02-21 22:14 | Comments(0)

メディアを恨むな、メディアになれ。

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「メディアを恨むな、メディアになれ。」


あなたのおこなう行動が、ほとんど無意味だとしても、
それでもあなたは、それをやらなければなりません。
それはあなたが世界を変えるためにではなく、
あなたが世界によって変えられないようにするためにです。

              ムハトマ・ガンジー




以下、祝島島民の会よりーーーーーーーー

【緊急】中国電力、週明けにも数百人規模の動員で埋め立て工事を強行か

島民の会より緊急の状況報告です。
中国電力が週明けの2月21日(月)から数百人規模の動員をかけ、
埋立て工事を強行しようとしているそうです。

海では祝島を除く近辺の推進派漁業者の船数十隻を自主警戒船として雇って漁業者同士を
争わせ、その混乱の中で作業台船を工事海域まで入れようとしているようです。
また陸上では、中国電力の社員や警備員、作業員など数百名が建設予定地海岸
(上関町田ノ浦)を封鎖し、浜への立ち入りをさせないようにして作業を進めようと
しているとみられています。

真偽のほどは不明ですが、社員、警備員、作業員、警戒船の漁業者など、
中国電力の今回の動員数の合計は、祝島の人口(500人弱)を超えるのではないか、
という話もあります。

これまで中国電力は、祝島をはじめとした上関原発計画に反対する上関町の住民に対し、
理解を求める努力も満足にすることなく、裁判、あるいは直接的な力でもって原発建設を
むりやり推し進めようとしてきました。
そしてそれは今回も同様のようです。

島民の会としては、中国電力がどのような形で作業を強行しようとしてきたとしても、
これまでと同様に決して暴力などを使うことなく、そのうえで原発建設に反対し、
自分たちの生活を守り、豊かな海や自然をつぎの世代に残す意思を示していきます。

中国電力が2月21日に実際に作業を強行しようとしてきた場合には、
このblogをはじめとしてさまざまな人がさまざまな形でその状況を発信することに
なるかと思います。その際には、各マスメディアやblog等でその情報を広め、
中国電力の暴挙を多くの方々に知っていただけるようご強力をお願いしたいと思います。

また上関原発問題については、ざっと挙げただけでも
下記のような現状・問題点があります。
中国電力や山口県、経産省にぜひ抗議、また疑問の声を届けてください。
(経験者の方によるとメールよりもFAXの方が相手方にきちんと読んでいただける
とのことです。ただ相手方の業務に支障がでないよう十分ご留意ください)

・地域住民、とりわけ予定地対岸に住む祝島島民の同意や理解もない中での工事の強行
・中国電力は約30年もの間、祝島島民など上関原発建設に反対する人たちへの理解を
 求める活動を満足にしてこなかったこと、また現状でもできていないこと
・中国電力が地元住民を裁判で訴えて反対運動を止めさせようとしていて、
 SLAPP訴訟(嫌がらせ訴訟)だと指摘されていること
・祝島の漁業者が約10億8000万円もの漁業補償金の受け取りを拒否して
 原発建設に反対していること
・推進派の漁業者を電力会社が大量に雇って、
 地元の漁業者同士を海上で争わせようとしていること
・カンムリウミスズメなど希少な動植物の調査が不十分であることを
 学会等に指摘されていること
・予定地の陸・海域はCOP10(生物多様性国際会議)でも注目されたほどの
 「奇跡の海」で、なおかつ日本は2012年までCOP10の議長国であること
・原子炉設置の許可も出されていないうちに埋め立て工事をしようとしていること
・埋め立て許可免許の期限の3年間のうちすでに1年4か月が過ぎ、
 期限内の埋め立て工事の竣工が事実上不可能な状況と、
 そういった状況にもかかわらず工事を強行しようとすること
・上関立地プロジェクトが山下中国電力社長の直轄になったとたんに、
 上記のような状況を無視して工事を強行しようしてきたこと

中国電力本社
TEL 082- 241-0211
FAX 082- 523-6185
メール

中国電力 上関原発準備事務所
TEL 0820- 62-1111

山口県知事への提言
TEL 083- 933-2570
FAX 083- 933-2599
メール

経産省
経済産業省大臣 海江田万里
TEL.03-3508-7316
FAX.03-3508-3316
e-mail: office@kaiedabanri.jp

原子力発電立地対策・広報室
03-3501-1873

上関原発計画を止め、次の世代にこの豊かな瀬戸内の海を残すため、
多くの皆様のご協力をどうかお願いいたします。
また長文ではありますが、この呼びかけをblogやML等に転送、
転載して広げていただけると助かります。

祝島島民の会
iwaishima@gmail.com

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここに良いメディアがあります。

カヤック隊の若者達の思い:祝島と高江の連帯 SLAPP訴訟に抗して


高江も祝島も、根っ子にあるのはおんなじこと。
自分の内なるところで起こっていることと、
世界で起こってることも、また、おなじ。

つながっているのだ、すべて。
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by cotomono | 2011-02-20 10:23 | Comments(0)

耕しの季節

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さきほど無事に搬入し終わり、ひとまず、ゴール。

寒かったせいもあるけど、年明けからの1ヶ月半は、
出口の見えないトンネルのようにほんとに長かった...

ようやく、光のある場所に立つことができたいま、
もうちょっとやれたかな、とも思うけど、
やっぱり、いまはこれが精一杯だった。

と、こういう風に書くと道半ばな風にみえるけれど、
決してそうではなく、これまでとこれからと、長いプロセスでみたら、
いまは、この経験を積む時期なんだろうなと思うのだ。


「耕しの季節」とでも言おうか。

この先に続くだろう、季節のことを思い
いまはただ、耕すとき。







4回目となる個展を、明日無事に迎えることができそうです。
今回も、たくさんの方に支えていただきました。

いつも変わらずのお力添えをありがとうございます。
krank-marcelloさんいづみ恒商店さんメッシュさん
カメラのS、シロクマ氏

DMの配布等、お知らせにご協力いただいたみなさま、
個展期間中、仕事の融通を聞いて下さった着物やさん、
小さな春を届けてくれた、月麦のひなさん


それから、コラボという手をつないでくれたアトブラのみんな!

それから、それから、アルバスのSちゃん!!
言葉がみつからないくらいに、感謝でいっぱいです。
ありがとう、明日から9日間、めいいっぱいお世話になります。

たくさんの方に、お目にかかれますように...



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 キモチをカタチに...
 Cotomono 手作りのカバンや小物たち vol.4

 [期間]
  2011年2/19(土)〜 2/27(日)
  13時〜20時(土日は12時〜、最終日のみ18時まで)
  DMには間違って23日(祝)も12時〜と印刷しておりますが、
  23日は平日でしたので13時〜となりますのでご了承ください...

 [場所]アルバス写真ラボ
 *アルバスオルジナルのカメラかばんも作りました!
  〒810-0023 福岡市中央区警固2-9-14
  TEL:092-791-9335 hp:www.albus.in

 [お問合せ] 
  Cotomono  
  www.cotomono.com



  フランスの古い時代の生地を使ったカバンや手染めのカバン、
  シルクスクリーンを使ったオルジナルプリントのカバンの他、
  アトリエ ブラヴォとコラボしたカバンなど、
  いろいろなキモチをいろんなカタチにしました。
  また、オーダーメイドでの制作も御受けしておりますので、
  どうぞお気軽にお立ち寄り下さいませ。

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by cotomono | 2011-02-18 23:18 | Comments(2)

日進月歩

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さて、金曜日の搬入まで今夜を入れて、あと3日。

さすがにカバン本体のチクチクは終えたけど、
今回も前回同様、取手の取り付けをせずに9割方で止めて置いて、
これっというものが自分のなかでみえるまで待つ作戦?だったので、
ここにきて、ようやく全ての仕上げに至る...

特にレザーを使うようになって思うのだけど、
カバンは取手(ひも)のバランスで表情が決まるような気がするので、
いい表情がでてくるまで時間がかかっても、やっぱりねばらんとな。

今回は、アルバスのカメラバッグとアトブラの1点を除いた、
全てのカバンの取手にレザーを使うことにしたので、
その度、切り売りを買っていたらどんどんコストが上がっていくので、
初期投資はでかいけど、思い切って一枚ものの良質のレザーを買って
自分でいちから仕上げることにした。
レザーは、慣れないとカットしたり厚さを削ったりするのは難しいけど、
ひとつひとつ道具を揃え、クリームを塗り込んだりヤスリをかけたりしながら、
だんだんと自分好みに仕上げていくのは、なんだか職人っぽくて楽しい。

まぁ、肝心の腕はまだまだですけど... 
一年前、これと同じことはできなかったのだから、
日進月歩、我ながら「がんばったね」と、感慨深く思うのだった。





写真は、個展でコラボかばんと一緒に展示させてもらう
純平くんと本田さんの原画。

あらためて、すてきな絵をありがとう。
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by cotomono | 2011-02-16 00:13 | Comments(0)

EGYPT'S REVOLUTION

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Good bye ! Mubarak

これは金曜礼拝のシーンだろうか?
それにしても、なんと美しい光景だろう。
じっとみていると、ひとつの旗のようにも見える。

まるで、花森安治の『一戔五厘の旗』のようだ。



 さて ぼくらは もう一度 倉庫や 物置きや 机の引出しの隅から
 おしまげられたり ねじれたりして 錆びついている〈民主々義〉を 
 探しだしてきて 錆びをおとし 部品を集め しっかり 組みたてる
 
 民主々義の〈民〉は 庶民の民だ
 ぼくらの暮しを なによりも第一にするということだ
 ぼくらの暮しと 企業の利益とが ぶつかったら 企業を倒す ということだ
 ぼくらの暮しと 政府の考え方が ぶつかったら 政府を倒す ということだ
 それが ほんとうの〈民主々義〉だ
 
 政府が 本当であろうとなかろうと
 今度また ぼくらが うじゃじゃけて見ているだけだったら
 七十年代も また〈幻覚の時代〉になってしまう
 そうなったら 今度はもう おしまいだ
 
 今度は どんなことがあってもぼくらは言う
 困まることを はっきり言う
 人間が 集まって暮すための ぎりぎりの限界というものがある
 ぼくらは 最近それを越えてしまった

 それは テレビができた頃からか
 新幹線が できた頃からか
 電車をやめて 歩道橋をつけた頃からか
 とにかく 限界をこえてしまった
 ひとまず その限界まで戻ろう
 戻らなければ 人間全体が おしまいだ
 
 企業よ そんなにゼニをもうけて どうしようというのだ
 なんのために 生きているのだ

 
 今度こそ ぼくらは言う
 困まることを 困まるとはっきり言う
 葉書だ 七円だ
 ぼくらの代りは 一銭五厘のハガキで
 来るのだそうだ
 よろしい 一銭五厘が今は七円だ
 七円のハガキに 困まることをはっきり
 書いて出す 何通でも じぶんの言葉で
 はっきり書く
 
 お仕着せの言葉を 口うつしにくり返して ゾロゾロ歩くのは もうけっこう
 ぼくらは 下手でも まずい字でもじぶんの言葉で 
 困まります やめて下さいとはっきり書く
 七円のハガキに 何通でも書く

 
 ぽくらは ぼくらの旗を立てる
 ぼくらの旗は 借りてきた旗ではない
 ぼくらの旗のいろは
 赤ではない 黒ではない もちろん
 白ではない 黄でも緑でも青でもない
 ぼくらの旗は こじき旗だ
 ぼろ布端布(はぎれ)をつなぎ合せた 暮しの旗だ
 ぼくらは 家ごとに その旗を 物干し
 台や屋根に立てる



 見よ
 世界ではじめての ぼくら庶民の旗だ
 ぼくら こんどは後へひかない

 花森安治/見よぼくら一戔五厘の旗

 

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by cotomono | 2011-02-12 01:49 | Comments(0)