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冬の終わりに、夏の終わりを思う。

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寒く長かった冬も終わりに近づき、逃げるように2月が過ぎ去る。
追われるような毎日に少し体調を崩してしまい、今週は予定どおりに制作が進まない。

今日と明日でなんとかやりとげたいと、息抜きに御供所町の「カフェ カミノ」に
いつもの珈琲豆を買いに出掛けると、「3月14日で閉店します」とのメッセージが...
突然のことに驚いて経緯を伺うと、一身上の都合でご実家(東京)に戻られるそうで、
「5年目に入りようやく軌道にのりはじめたところだったので...」と残念そうな篠原さん。
そう、カミノはわたしが博多に越してきた頃とちょうど時を同じくしてオープン、
引っ越して間もなく近所を散歩してたときに立ち寄ったのがはじめてだった。
それからは、この路地裏カフェがわたしにとって誇れる町の憩いの場所となった。
最近は月に2回ほど「いつものを200」と、顔をだすのが習慣になっていたので、
これからはどこで珈琲豆を買ったらいいのか、途方に暮れてしまった...

「カフェ ド カッファ」のエイジング珈琲に魅せられ、東京の出版社を辞め
馴染みの無い土地で珈琲修行をされたという篠原さん。
静かな佇まいのなかに熱意をもって「仕事」をされている姿はまさに職人で、
自分で自分を律している人にしか感じ得ない芯の強さのある方だった。
そして、博多の町をほんとうに愛おしんでおられた。
ほんとうに、残念で寂しい。

いつまでも変わらないと思っている風景や人のながれも、こうやって、
だんだんと変わっていくのだなぁ...と思うと急に心細くなる。でも、
わたしもいつかはここを離れどこか知らないところにいくのかな、とも...
わたしはどこへ向かうのか?...いまは皆目見当もつかないけど。






こないだ、2008年の初個展以降の売上げの領収書を改めて整理してみると
大台を越えていることに気がついた。もちろん経費もかかっているので、
丸々ってわけではないけど、自分なりにこつこつやってきた結果がみえたことに
勇気づけられ、まだがんばれそうな気がしてきた。

日々の糧のためのものづくりは、どんな仕事もそうであるように、本当に大変で、
食うことを考えなくていいならどんなに楽だろうと、しんどくなる度に思ってしまう。
でも、生活がかかっているからこそ、みんな、思い、悩み、考えるのだろう。
そして、それがなければやはり、真剣に向き合うことはできないのかもしれない。

今年は2回個展をと考えたのも、その「生活」を思えばこそだった。
でも、さまざまな面からそれが現実的に厳しいこともわかっていて、
なかなかイメージが広がらないままに、どうしたらいい?とずっと考えてきたけど、
ここにきてようやく、ひとつ、はっきりとみえてきた。

リスクは大きいけれど、それを恐れていては、
わたしはどこへも向かえないだろうから。



今年は、8月の終わりに東京で個展をします。
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by cotomono | 2010-02-28 00:59 | Comments(0)

今日も自問自答

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くしゅんっと、大きなくしゃみで目が覚める。
あたまがすーすーするなーと思ったら、昨日、髪を切られすぎてしまったせい。
前髪とかもうそうとうおもしろい具合になってて、鏡をみながらぷっと笑ってしまった。
ま、どーせ伸びるからいいけど、こんだけ短くなるとやっぱ寒さが沁みるなー。。。

さて、今日から「まる」の斜め掛けカバンに突入。
5個のうちのひとつは、母が買ってくれたのでとりあえず母の分から。
というのも、丸底と違ってまるのコレは作り慣れてないカタチなので、
作りながら微調整ができる方が都合がいいのだ、いわばお試し。
案の定、裁断ミスに気付かず縫い合わせてしまい、久々ニッパー大活躍。
母の分で良かったーと、気兼ねなくブチブチしてると母から電話。
昨夜、夢に母がでてきたのでそろそろ電話せんとなと思ってたとこだったので、
はいはいと出ると、姪っ子のももちゃんのわーわー声。
うしろでは甥っ子のこうすけもわーわー言ってるし、なんだかよくわからないけど
日常のしあわせな光景が目に浮かんできて、まだまだなんだかんだとあるけど、
やっぱり母はしあわせな老後を過ごせているのだなと思った。
そして、やっぱり兄夫婦には感謝だ。老いてゆく親の近くに居てくれて
おじいちゃんおばあちゃんとしての喜びを与えてくれている。
わたしが、こうして安心して好きにしていられるのも、
兄夫婦が平凡だけど堅実な生き方をしてくれているから。

家族とはそういうバランスのなかにあって、
離れていてもわたしはそのなかでやっぱり生かされている。
それは、着物屋さんに対しても常々思っていることで、
もっといえば、社会というもののすべてにおいて。
だからこそ、誰かしらに何かしらに「それら」をかえしていけるような
ものづくりをと、強く思うのだ。そうしなければ、
これから先、つくり続けていくことはできないかもしれない。


生かされ、与えられていることに対する責任のようなものが、
みんな、ひとりひとりにあるように、
わたしにも、きっとあるのだろうから。


どう、かえしていけばいいのか。
そのことを、たぶん、ずっと考えている。

そんなわけで、今日も自問自答。
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by cotomono | 2010-02-21 19:38 | Comments(0)

清 竜人と自問自答

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清 竜人のニューアルバム『WORLD』を聴きながら、ときに唄いながら、
ブラヴォーの丸底、すべて作り上げる。予定より1日早く、仕上がりもパーフェクト。


それにしても、清 竜人。
新人らしからぬデビューアルバムもすばらしく、すばらしかったけど、
今作も、聴けば聴くほど良くなる。より膨らみを増した楽曲センスに
ひたすら自問自答をくりかえすけど哲学的な詩の世界観が乗っかると、
こんなに気持ちいいもんかと思わせてくれる。
それから、なんといっても声。声がいい。
とくに「痛いよ」は、リアルで切ない歌詞と痛々しい唄いっぷりに
ふつうだと辟易しそうなとこなんだけど、この声で唄われると参る。





「表現とは、自分と自分が理想と考えてる自分との、その間の問答」
ってようなことをこないだ買ったBRUTUSで吉本隆明が言ってたけど。
あと、「自問ができてる時点で答えはでている」とも。

だから、なんというか、清 竜人の自問自答っぷりは
他人事ながらいまのわたしにとって救い。


つくることは、永遠の自問自答。

なんで、わたしはつくることを与えられた(と思ってしまう)のか?
すなわち。そう、それが自問自答。

問わないところに、答えなんてない。


さ、髪切りいこ。
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by cotomono | 2010-02-20 16:51 | Comments(0)

手段

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ブラヴォーの丸底、外側ができたので内側待ちの状態。

2月は逃げるというけど、まさに貴重な水曜日。
4週間で18個という目標に向けて、ひたすらもくもくと手を動かす日々がつづく。
バラバラに作るとそれだけロスがつくので、アイテムごとパーツごとに攻める作戦。
まずは最初に完売をもらったブラヴォーの丸底から。いまのところ順調で
この分だと、日曜日までに5個全部できそうかも... がんばろ。



もくもくと、誰ともしゃべらずひとりでつくってると
話し相手はおのずと自分しかいなくなるので、
もくもくしながら内なる自分の声と対話。


わからない、わからないといいながら、ひたすらそのことについて考える。
そして、逆にわかってることをひとつひとつと確認していくうちに、
「ほんとうはわかっている」ってことに気がつく。

いや、正確にいうと、進もうとしたい方向はすでにわかってるんだけど、
どうやって進めばいいかが、わからない。


それは、わたしがいま持てるものだけでは叶わないし、ひとりではできない。
ていうか、そもそもひとりですることじゃない。
かといって、わたしが持てるものを手放してしまっては、やはりダメなのだ。

なんだか、謎謎みたいだけど。



前も書いたけど。
ここ数年、わたしは上昇気流にのって、ここまでやってきた。
そんなにそれを強く望んだわけではないのに、
なんとなく、ここまで引き上げられた気がしてならないのだ。
もうやめようって思ったときほど、それを与えられてしまう。


で、そうやって引き上げられたはいいけど、
わたしを引き上げた手段、「ものづくり」について、
ちゃんと向きあえば向き合うほど、何かが足りない気がしてくる。
それを、ずっと内なるもの、自身の表現で埋めようとしてきたけれど、
わたしにとって「ものづくり」とは、そうではないみたいなのだ。
それについては、1年くらい前からはっきり気がついていた。
でも、それに向き合うには少々勇気がいるから。



今年は、たくさん作る。これはわたしを引き上げた「手段」を、
より確かなものにするためにやらないといけないこと。
その手段をもたずして、やはりわたしは生かされないだろうから。

そして、その手段をどう活かしていくかを思えば、
ひとりではできない。

うーむ、いまはこれが限界だけど...
それがわかっただけで、よしとしよ。
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by cotomono | 2010-02-17 15:05 | Comments(0)

がんばろう、がんばろう。

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生地が入荷しましたよ、とのモーニングコールで朝からユザワヤへ。
これですべて生地が揃ったことだし心置きなく制作に入れる。
家に戻る途中、デジャヴのような景色に出くわし、
ほんの一瞬、不思議な感覚に襲われる。


家に帰って、裁断のつづき。切っても切っても終わらない。
今朝届いた『空気人形』のサントラを5回はループしたけど、
結局、すべてのアイテムを切り出すことはできないままに日暮れ。
数を作るってこういうことなんだなぁ...
まだまだ先はながい、こつこついこう。
いまは目の前のことが、すべて。


ニュースで、モーグルの上村愛子さんの涙をみる。
願いは叶わなかったけど、凛とした、
うつくしい、涙だった。



がんばろう、がんばろう。
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by cotomono | 2010-02-14 20:48 | Comments(0)

上昇気流の、その後。

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くもりがちの土曜日。
朝いちで友達にキャンセルの電話を入れる...
久しぶりだったのですごく会いたかったのだけど、
今はどうしても目処がたたず、がまんがまん。。。

それから気持ちを入れ替えコラボかばんの針仕事に。
といっても、針を使うのはまだまだ先のことで
とにかく、パーツを裁断しないことにははじまらないので、
4種類を5個づつ分、表裏と、ひたすら生地からパーツを切り取る。
プラモデルみたいやなーと、今更ながら凝った作りにしたことにため息しつつ、
いやいや正直に作らんとバチあたりますから...と自分に言い聞かせる。

お昼どき、今日も明日もどこへも行けそうにないので、
ごはんくらいは美味しくありたいと、諸岡商店へ。
病気入院から復帰したばかりのおばちゃんを気遣いつつ世間話しでもしてると、
顔なじみらしい中年男性がふらーと入ってきて、うどん玉を手にするなり
「クビになってもうた...」といきなりの激白。。。
びっくりして、かける声を失ってる私を尻目に、
「会社ちゃ、冷たいもんやね。うちも売り上げ激減して厳しいけど、
クビどころか社員の給料も減らさんし、ボーナスだってちゃんと出しよるよ。
苦しいときこそ、経営者が身を削って社員を守らな。」とぴしゃりとひと言。
さっきまで弱気なことを言ってたおばちゃんが、急に頼もしくみえてくる。
そうだよね、小さくとも長年看板しょって地道に商売してきたんやから、
不況風が吹いたぐらいで、背負った荷物を放りだして倒れるわけにはいかんのだ。
みんなそうやって、踏ん張ってがんばってるわけで、わたしもがんばらんと、と急に
元気がでてきたので、ミートソースの具材と菜の花を買って部屋に戻った。




わたしも20代、倒産もリストラもひととおり経験したけど、
いま思えば、しんどかったけどいい経験だったなと思う。
失ってみてはじめてわかることも多々あったし。

それに、会社勤めをしようが、自分で仕事をしようが、
働くことの本質はなんら変わらない気がする。
どちらも、やめてしまえばそれまでだ。



ここ数年、わたしは上昇気流の最中にあった。
得体の知れない力が湧いてきていたし、苦しくてどうしていいか分からない時ほど
大きな手が差し伸べられ、ぐんっとわたしを引き上げてくれた。
その流れがあったからこそ、ここまでなんとかやってこれた。


いま、わたしはその流れからすぽっと抜け出し、無風状態にある。
あれだけ不思議と湧いてきていた力がいまはどうしてもでない。
ずっと、そのことに対して、どうしてだろう?と思ってたけど、
上昇気流から抜けたんだと思ったら、なんだか腑に落ちた。

抜けた先は地平線のように360度ぐるりと広がっていて、
どこへでも行けそうだけど、
さて、どこへ行ったらいいのかがわからない。


倒産した時もリストラされた時も、会社員を辞めたときも、
不安でいっぱいだったけど、目指すべき場所はわかっていた気がする。


でも、いまはどうしても
わからない。



わからない、
わからない、


わからない、

けど、ひとつだけ
わかっていること。



ここで、
負けるわけにはいかんのだ。
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by cotomono | 2010-02-14 01:18 | Comments(0)

ほぼ、完売御礼...

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風物詩的にフェアトレードのチョコを。アムネスティとかでも買えます。
でも普段はラミーばっか...こういうの、もう少し手に入りやすくなるといいな。


風邪ひきそうで寸止めの状態つづく...パブロン常用しすぎでもう効かんだろうなぁ
例年、この時期に1回は熱出して寝込むとこだけど、とにかく今は、
着物屋さん的にも自分の仕事的にもここで寝込むわけにはいかんので、
寸止めのまま早く暖かくなって欲しい...寒いのはもういいよ、余計に疲れる。

今日は着物屋さんの帰りにメッシュさんへ、追加分の生地を持ち込む。
おかげさまでコラボかばん。発売から2週間足らずで
ブラヴォーさん分は完売、まるさん分も完売まであと2つ。
もうひとりの作家さん分はすべて完売したそうで、すごいなー。
それもこれも丁寧な誌面構成の賜物でしょう...

ご注文いただいた皆様、お目にかかることは叶いませんが、
この場をかりて感謝申し上げます。
がんばって作りますので、もうしばらくお待ちくださいね。

というわけで、ほぼ、完売御礼。
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by cotomono | 2010-02-12 19:55 | Comments(0)

唯一無二

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矢野顕子のニューアルバム『音楽堂』を聴きながら、
ここのところ、ずっと考えていることについて...

ちなみにこのアルバムは、矢野さんの音楽を長年一緒につくってきた
エンジニアの吉野金次さんの復帰作でもあり、
そのエピソードはほぼ日で詳しく知ることができます。

音楽のちから、ひとの、人を信じるちから、
そんなことがつまった素晴らしい音楽を聴きながら。



「唯一無二」の存在と、誰もがいう矢野さんだけど、
それは、もうほんとうに間違いなく、そうだと思うけれど。


矢野さんだけでなく、ひとは生まれながらに、みんな、
唯一無二の存在でしかありえなくて。

どんなに愛おしく、大切に思っていても、
わたしがあなたを生きることはできないし、
あなたにわたしを生きてもらうこともできない。


それぞれの唯一無二は、それぞれに小さな光を抱き
それを輝かせようと、懸命にがんばっている。

でも、自分のなかにありながら、
その光の存在に気付くことは案外むずかしい。
心身ともに弱っていては、なおさらのこと。


吉野さんが、矢野さんに光をあてたように、
矢野さんが、吉野さんに光をあてたように、

ひとはみんな、光の存在を誰かに教えてもらうことで、
鏡のように、また誰かにその光をあてることができるのだ。



以前、北九州ホームレス支援機構の奥田知志さんが
こんなことをおっしゃっていた。

  ぼく自身のなかに、希望をみいだすことは困難です。
  でも、誰かのなかに希望をみいだすことで、
  ぼくは、ぼくのなかに希望が湧いてくる。





友人を失ってからずっと、考えていたこと。


ひとは、自分自身だけのために生きることは、
できない。


ただひとり、
唯一無二の自分を生きようとすればするほど、
それが叶わないことを知る。



矢野顕子という、唯一無二は、
そのことを、深く深くわかっていたからこそ、
吉野金次という、唯一無二に、
全身全霊で光をあてたのだ。





あなたが光らないと、
わたしも、光らないのです。


あなたの光がみたくて、
わたしは、光るのです。
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by cotomono | 2010-02-10 21:23 | Comments(2)

生命は

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 生命は
 自分自身だけでは完結できないようにつくられているらしい

 花も
 めしべとおしべが揃っているだけでは
 不充分で
 
 虫や風が訪れて
 めしべとおしべを仲立ちする



 生命は
 その中に欠如を抱き
 それを他者から満たしてもらうのだ



 世界は多分
 他者の総和



 しかし
 互いに欠如を満たすなどとは
 
 知りもせず
 知らされもせず


 ばらまかれている者同士
 無関心でいられる間柄
 ときにうとましく思うことさえも許されている間柄


 そのように
 世界がゆるやかに構成されているのは

 なぜ?



 花が咲いている
 すぐ近くまで
 
 虻の姿をした他者が
 光をまとって飛んできている



 私も あるとき
 誰かのための虻だったのだろう


 あなたも あるとき
 私のための風だったかもしれない


 
         〜空気人形〜  吉野弘「生命は」より



"The life"


The life seems to be made not to be able to conclude only by oneself.

The flower is insufficient only by keeping a pistil and a stamen.
 
An insect and wind come and mediate a pistil and a stamen.

The life hold lack in that, and the life has you meet it from others.

Probably the world is a grand total of others.

However, that I satisfy lack each other.
 
Without being informed of it without knowing it.

The relationship that is by scattered people, indifference.

By the way, the relationship that it is allowed even to feel disagreeable.

Why is it that the world is constructed gently like that?



A flower blooms.

The others who did the figure of the horsefly near immediately fly in light.

I would be a horsefly for somebody, too once.

You might be wind for me, too once.


-Hiroshi Yoshino “ The Life"









 

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by cotomono | 2010-02-08 19:13 | 覚え書き | Comments(0)

もやもや

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個展でも人気のあったヨコナガのかばん。
ピンクオレンジの内布をはってかわいい感じに仕上げました。


もう、ほんとにずっと手仕事の日々。
着物屋さんでアイロンかけて、家でミシンかけて...
ここ1ヶ月で右手がひとまわり大きくなったような気さえする。
ま、それはおおげさかもしれないけど、ふと手のひらをみると
見覚えのない線がいつのまにかでてたり急に線が伸びたりしてて、
手相(手じわ)というものはこうして日々変化していくのかと、
お風呂に入ってるときなどにしげしげ眺めている。
利き手の手相は現在を表すとかいいますもん...ね?


さて、目下はコラボかばん。
現物を見ずして誌面(カタログ)でどれだけオーダーをいただけるか、
正直なとこ、値段もそれなりにするしむずかしいよね...と思っていたけど、
そんな不安をよそに順調にオーダーをいただいているようで、とりあえず一安心。
こればかりは数を出さないことには役目を果たせないとプレッシャーも感じつつ、
既に完売しているアイテムもあって、うれしいかぎり。
来週からは、本腰いれて制作に入らなくては...



数を作ることに慣れていない自分にとって、
今年はそれが大きなハードルとなって次々と迫ってくるだろうと、
すでに身にしみて感じはじめている...
それは作家というより職人的な力量を求められることでもあって、
メンタリティが弱いとすぐに潰れてしまうだろうし、
心身ともにタフであることが、なにより大事なのだ。

そして、それが全てではないにせよ、
ものづくりを糧にしようとするならば、数を作らなければ、
現実問題、成立しないのだから。





詫び状のようなお礼状をポストに投函したものの、
ほんとうにこれで良かったのだろうかと、もやもやは消えない。



その「もやもや」は、数を作ることで、今後もっと膨らんでいくかもしれない。
そのたびに、わたしは問われつづける。これで、ほんとうにいいの?と。

でも「もやもや」を消し去り、すっきりするにはまだまだ早いのだ。
この「もやもや」を抱えている自分が、いまのわたしの現実であって、

それを肯定できるところまでやらないと、
この「もやもや」の本当の正体は、きっとわからない。


もやもやしてよう、いまは。
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by cotomono | 2010-02-06 20:57 | Comments(0)