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年の瀬

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時計の針は大晦日。
この時間になって、ようやく年賀状を書き終えた。


嬉しい出会いがあり、
悔しい別れがあった、
そんな一年だった。



大切なものがたくさんあって、
だからこそ不安になって、
量れるはずもないものを
秤にかけてしまう。



果報など、
寝て待つくらいでいいのだろう。


まずは、
無事であることの幸せと感謝を。

来年も、ただ素直であろう。
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by cotomono | 2007-12-31 00:00 | Comments(2)

boro nuno bag

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新作です。
骨董市でみつけたツギハギだらけのボロ布でショルダーバッグを。
もともとは布団袋だったみたいで、畳2帖分はありそうな大判の古布。


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作り方はいたってカンタン。

まず、2重にした布を長方形に折り縫い合わせ、
それをまた半分にし正方形をつくり、
菱形状に置いたら、下を内側に折り返し底を作る。

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左右を1/3くらいづつ縫い合わせたら、
テキトウに折り曲げカタチをつくる。

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左右をボタンでフォルム付けしたら、
5cm幅の白テープを折り曲げたものを2本用意し、
表裏にそれぞれ取り付け。
最後にカシメで紐を接合してしっかりさせる。

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2本の紐はトップで合わせカシメ打ちにしひとつにする。
好きな位置でくるっと結べば、長さの調整は自由自在。


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これは、警固のUNTIDYさんでみつけたアンティークのボタン。
一見、木のようですがプラスティックのような素材。
プラスティックが普及する前の数年間だけ生産されていたらしく
レトロなアパートなんかでみかけるスイッチカバーも同じ素材だそう。
くすんだ感がボロ布と合います。


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後ろ姿はこんな感じ。
裏ボタンにはこれまた貴重品となった貝ボタンを。
これもヨーロッパアンティークもの。
いびつなカタチがかわいい。
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by cotomono | 2007-12-29 14:33 | Cotomono Works | Comments(0)

仕事納め

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今日は仕事納め。
午前中、プレスできるだけプレスし午後から大掃除。
1階から3階までの床という床をぴかぴかに拭きあげると
汗をかくほどだった。

普段、温和な社長と違ってぶっきらぼうキャラの専務と
ゆっくり話しをしたことはないけど、一緒に床を拭きあげているなか、
「仕事はもう慣れたね?」と話しかけられた。
「慣れたといえるほどではないですけど、仕事は楽しいです。」
と、遠慮がちに答えると、
「そうね、同じようでも一枚一枚違うからねぇ。」
と、うれしそうな顔で笑っていた。

ひととおり掃除が終わったあと、
きちんと整えられた作業場にみんなで輪になって座りこみ
缶コーヒーとひよこサブレで小さなお疲れさま会。
その後、ひとりひとり手渡しでお給料をいただいた。


今年も一年、本当にいろんなことがあったけれど、
キモノの悉皆(しっかい)という仕事と出会い、
揺るがないものをコツコツと積み上げていくように、
日々の基盤をつくっていけるようになった気がする。

感謝。
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by cotomono | 2007-12-28 21:40 | Comments(0)

金時人参

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夕方、近所の八百屋で金時人参をみつけた。
ほれぼれするほど美しくて一本手に取りしげしげとみつめていると
おばちゃんに「お正月は家に帰ると?」と声をかけられた。
「うん、おせちを一緒につくるよ」と返事をして人参をもどす。

はぁ、、、それにしてもみとれてしまうほどのお姿だ。
凛とした奥ゆかしい赤。
ひとりじゃ食べきれないけど、やっぱり一本欲しいなぁ。


さて、今日は「お高い!取扱い注意」とメモが添えられた
江戸小紋の付下をプレスした。
一見、とても地味だしどこがお高いんだろう?と興味深くみていくと
紋様ひとつひとつに粋な遊び心が施され、ふわりと羽織ったときに
上等品特有のしっとりとした重さを感じた。

キモノを扱う仕事をはじめてからというもの、
以前にも増してモノの質感が気になるようになってきた。

うまく言えないけれど、
いいものには、「陰と陽」「光と影」
その両方が宿っている気がする。


金時人参も然り。
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by cotomono | 2007-12-27 21:25 | Comments(0)

年賀状のことなど

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今年もあと6日なので
ぼちぼち年賀状のことなど。

とりあえず名前と住所書きだけでもしとこうと、
去年届いた年賀状やら今年いただいた名刺などから
新しく作ったポストカードに書き写していくけど...

ほんとうにわたし、住所書きが苦手。
記号みたいに思えて、言葉を綴るようにてきとうな間がもてない。
郵便番号の数字書きもダメ。
とくに、あの四角い枠があると緊張してしまう。たかが数字なのに。

でも、「年賀状は贈りものだと思う」なので、
パソコンには頼らず手書きで40人分書き上げた。





今日も5時に仕事が終わって7時には晩ごはんを食べ終わっていた。
今夜はニラちゃんぽん。
とりたててすることもないので、食べたら少し眠る。

そんなに早くお家に帰ってなにしてるの?と聞かれたら、
ぼーっとしてると答える。
だって、ほんとうに、ぼーっとしてる。

こないだ、アイリッシュバーで友達に
こんなにぼーっとしてるけど、どうかと相談?してみたところ、
とてもいいことだよと誉められた。


そうか。
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by cotomono | 2007-12-25 23:33 | Comments(0)

メリークリスマス

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メリークリスマス!
ま、いつもとかわらない夜に。

夕方から人の集まる場に顔をだそうかと思ってたけど、
こじらせた風邪のせいで咳きが止まらず、とりあえず布団にもぐりこんで
うとうとしてたらとっぷり日が暮れていた。
屋外でのDIY的映画上映はちょっとみてみたかったけど、
寒いなか人ごみにもまれるのかと思うと...
もう、めんどくさーいめんどくさーいであった。

去年のクリスマスは前日に仕事を退職していたせいもあって
だいぶ浮き足立っていたのか、路上にでたあと2.3軒はしごしていた記憶があるが、
一年なんてほんとあっという間に過ぎ去る。


一年を振り返るのはもう少し先にして...

この3連休はずっと家でつくっていた。
キモノbag制作の過程で頓挫した「できそこない」でさえも語りかけてくる。
バイオリズムでいうとこの、いちばん調子のいい時期に入っているのだろう。
そんなものにとらわれずとも、コンスタンスにモノづくりができていれば
もっと自分の「好きな力」を信じることができそうなもんだが、
いまのとこそうもいかない。



まぁ、でも大丈夫。


そう思っていられるのは、
こんな風につくりたい気持ちが溢れでる瞬間が止むことなくずっとあるから。
小さなこどもの頃からずっと。

お金をいただいてモノをつくれるようになっても。
作家さんみたいに本に載せてもらえるようになっても。

ルーツにあるのは、着せ替え人形のバービーを買ってもらえず、
おさるのモンチッチの洋服(のようなもの)をせっせと縫いつくっては、
夢中でひとり遊びをしていた、ちいさなわたし。


ちいさなわたしが、
そう、わたしに教えてくれる。

メリークリスマス。
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by cotomono | 2007-12-25 01:08 | Comments(0)

キモノde親子bag * musume

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新作です。
母から譲りうけたウールのキモノを使って
思うがままに手を動かしたらできたカタチ。
...といっても試行錯誤の連続でかなり苦戦の作。


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友達にもらったデニムスカートのトップの部分と、
この織りのキモノの模様が直感的に合うなと思って、
まずはふたつを合わせることからスタート。
白テープを間に挟むとぐぐっと表情が良くなった。


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デニムのボタンホールもそのまま利用。
スカートのウェストサイズとキモノを背で2分割したサイズが
ちょうどぴったりになったので、間口サイズも自然と同じに。


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悩みに悩んでサイドはシンプルに納めてこんな感じ。
底板からつづく白テープをそのまま側面に。


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取手もショルダーにするか何度もやり直して
いちばんバランスがぴたっときた短い持ち手タイプに。


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薄くて細長くて、
なんだか自分によく似たバッグができましたとさ。
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by cotomono | 2007-12-24 15:20 | Cotomono Works | Comments(0)

キモノde親子bag * haha

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新作です。
母から譲りうけたウールのキモノで、母用にざっくりbagを。

母のリクエストは...
1.日舞のお稽古時に何でも放り込めるような大きな袋タイプ
2.キモノの袖を利用して内と外に大きなポッケを付ける
3.キモノで持つので取手は短く
以上の3点。


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素材にしているキモノは地味な小紋であんまりパッとしないんだけど、
裏にすると複雑な織りの表情が惹きたってみえて、
こっちの方が絵になるのであえて裏を表に。
バッグの中心がちょうどキモノ脇の折り返し部分になるように裁断し、
ちょっぴりシャープな印象に。


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内側はこんな感じ。
ポケットも中表にして外側とは違う表情に。
両サイドには縫い合わせの目隠しとフォルム付けのための白テープを。
底板にはキモノの襟をカットして使用。


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テキトウにじゃじゃと作っていいけん...と母には言われたけど、
そうテキトウにもできない性分なので、結局はあれこれ考えて完成。
でも、あんまりあれこれやると裏目にでるのでそこそこに...

余裕があれば同じ生地で自分用にもうひとつと思ったけど、
疲れたのでまた明日〜。
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by cotomono | 2007-12-23 16:19 | Cotomono Works | Comments(0)

ほー、と。

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風邪はこじらすし雨は降ってるしで泣く泣く忘年会はパス。
Nさんにいただいたサツマイモを使って今夜も土鍋deごはんを炊いた。

長尾智子さんのレシピをまねて胡麻油をたらしてみたら
おこげの香ばしさとあいなって、びっくりするほど美味しく炊けた。
ちょっとしたことだけどプロの技はすごいなぁ。
長ネギと生姜たっぷりの豆腐の味噌汁も一緒になって
風邪ひきの体にじわじわとしみわたりしみわたった。


雨ふりの今日はいちにち、
母から譲りうけた着物を解いて過ごす。

背のところで半物づつにして、ひとつは母用のざっくりキモノバッグに
もうひとつはデニムと合わせてカジュアルなバッグに仕上げよう。


音のすくない、
ほー、とした冬のいちにち。
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by cotomono | 2007-12-22 21:40 | Comments(0)

サンタ来る

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仕事を終え、風邪ぶり返し気味で家に辿りつくと
見知らぬ番号から電話が...
いつもなら知らない番号はほとんど取らないのだけど、
なんとなくいい予感がして取ってみるとやさしい声が聞こえてきた。

電話の主は、糸島で農家をしているNさんのパートナーSさんであった。
Nさんからの一足早いクリスマスプレゼントをサンタのごとく届けにきてくれたのだ。
プレゼントはさつまいもや里芋などNさんの畑で採れた無農薬のお野菜。
それに日々のことを綴ったお手紙。

師走のあわあわとしたなか、
わたしのことを思い出してくれたのかと思うと...

それだけで、
風邪っぴきの心があったかくなりましたとさ。

Nさん&Sサンタさん
どうもありがとう。
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by cotomono | 2007-12-20 21:24 | Comments(0)