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konohana*uguisu bag

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新作です。

Cotomonoのポストカードにもしている「uguisu bag」を
『木ノ花』さん用にサンプルで作りました。
木ノ花 http://web.mac.com/kono.hana/iWeb/konohana/welcome.html

名付けまして「konohana*uguisu bag」

基本的にオーダーで作らせて頂いたデザインで量産をすることはしないのですが、
『木ノ花』さんに現物を置いてないにも関わらず、ポストカードのみでお問い合わせを
いくつか頂いていることもあって、先に作った方に了承を得て作ることにしました。

サンプルというカタチをとったのは、
必要なものを必要な方に届けたいという気持ちがあり、
サンプルをみて頂いてからの受注生産というスタイルが
自分にとっていちばん無理のないことだと考えたからです。

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今回、合わせ布に選んだのは白ベースだけど質感のあるパターンもの。
ただ、そのまま合わせてしまうと締まらないので、
部分的に赤を刺すことによってデザインを効かせています。

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藍染めの前掛けと白地の間に正絹の赤を重ねワンクッション。
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ボトムには赤糸を2本走らせバランスをとっています。
ここは手縫いにするか迷ったのですが、量産する手間とこのbagがもつ
ベイシックな普遍性みたいなものを考えミシンにしました。

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内側もいたってシンプルにポッケを3つ。
赤・緑・黄とチューリップみたいな配色(笑

ただ表にはみえてこないのですが、
内布のベースには部分的にフェルトや帆布で補強を加えています。
そのため、しっかりとしたフォルムができあがりました。

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このbagのベースとなった「arei uguisu bag」のオーダー主
areiちゃんは各方面で活躍中のフリーランスのライターさん。

モノづくりをするうえでわたしに大きなきっかけをくれた人であり、
尊敬すべきとても大切な友人です。

彼女の存在がなければ、このデザインは生まれてきませんでした。
ここで、あらためてありがとう。

そして、またいつの日か
彼女のためになにかを作ることができたらいいなぁ、と思っています。
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by cotomono | 2007-03-30 18:01 | Cotomono Works | Comments(0)

大人の遠足

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3月28日

山登りがしたいなーと思っていた今日この頃。
思いがけずその日がやってきた。

というわけでかなり突然ではありますが、
雲ひとつない青空の昨日、sones号に乗って大人の遠足へ出発。
CAFE SONES http://www.sones.cc/

目指すは標高1787mの久住岳。
初心者にして、九州で2番目に高い山に挑戦です。

メンバーはライターHちゃん、sonesのYさん、漫画家のSさん、それにわたし。
わたし以外のお三方はsonesアウトドア部なるもので普段から
あちらこちらで活動?されているらしく旧知の仲。
気後れするかと思いきや高速SAでうどんやらなんやら食べてるうちに
すっかり馴染んでしまった新入部員でありました。

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朝10時をまわった頃、登山口に到着。
さあ、いよいよ出発です。


山に登るのは高校の合宿以来の15年ぶり。
なんとなくそのイメージでいけるだろうと高を括っていたわたしが甘かった・・・
だいたい服装からしてなってないもんなぁ。(反省
デニムにスニーカーじゃ、あなたお話になりませんよとね・・・


春のあたたかな日差しはあれども、日陰にはまだ雪が残るほど。
登るにつれ、ぬかるみや岩場に足をとられよろよろとくじけそうになる。
でもそのたびに「大丈夫?」とみんなが声をかけ手をかしてくれ
萎える心を励ましてくれた。

そして、何よりこの雄大な景色と流れる風がわたしを元気にしてくれるのだ。
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がんばろう。

遠くて手が届かないと思っていたものでも、
一歩一歩と歩いているうちに辿りつくものだ。

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そして、ついに頂上へ。
がんばった女の子たちもいい笑顔。

このあと、みんなでおにぎりときゅうりの肉みそ和えを食べて下山。
シンプルなれどうまかった!


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登りと違って下りは案外スムーズに。
写真を撮る余裕もでてきて、季節の移ろいを告げる木々の色付きや
何気なくも健やかな自然をいっぱい目の当たりにし、
なんだかとっても元気になって帰ってきたのでありました。

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下山中、ずっとこのまきまきを思い描いてました。(笑
山のあとの甘ものはまた格別!

さて、山を降りたアウトドア部。
まだまだ大人の遠足には続きがあります。

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夕暮れなずむ湯布院へ立ち寄り温泉と散歩を楽しみました。
どうしようもなく美しい木立にしばしうっとり。


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玉の湯、亀の井別荘
いい宿にながれるいい時間。
また、ゆっくりときたいなぁ。


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帰りに名物とり天をいただき、sonesにておつかれさま会。
またの機会を約束し、16時間の大人の遠足はこれにておしまい。

Hちゃん、Yさん、Sさん。
ありがとうございました。
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by cotomono | 2007-03-29 12:58 | Comments(0)

コツコツと・・・

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3月22日
日が暮れた頃「Ojisan toto」をもってgramへ。



つぎはぎのデニムに古着のシャツ、手編みっぽい紫のニット帽。
いつもながら、Wさんはコドモみたいにかわいい。(笑


どきどきしながらbagを差し出すと、
わぁーとコドモみたいに目をきらきらさせて喜んでくださり、
早速、いつも使っているリュックサックから
お財布やら小型ナイフやらお弁当箱やらを取り出し、
「Ojisan toto」に移し替えて下さった。


 みんなにみせてこよう!

肩にbagをしょって店内をぐるりと一周。


その姿が本当にかわいくて、
みているだけで“ふふふ”と幸せな気持ちになる。


50歳になる大人の男性をつかまえて「かわいい」はないけど、
Wさんは本当にかわいくてかっこいい人なのだ。


こんな人にはそうそう出会えない。


だから、Wさんでしかないモノを作ろうと思った。


オーダーを頂いたときからずっと思い描いていたのは
コドモのように純粋に信じた道をただコツコツと歩いているWさんの姿。

天才とか宇宙人とか言われてるけど、
その確かな腕は「才能」という言葉だけでは決して語れない。

そして、好きなことを一生の仕事にしている人にしかない
研ぎ澄まされた力を持ってらっしゃる。

その力に引き寄せられて、いろんな人が集まってくるのだろう。

たぶん、わたしもそのひとりだ。




お代をいただくとき、
「また、お願いします。」と言葉をいただいた。


社交辞令かもしれないけど。
次のオーダーをいただく、そんな日を夢みて。
わたしも、自分の信じた道をコツコツと歩いていこう。


Wさん、本当にありがとうございました。
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by cotomono | 2007-03-22 23:45 | Comments(3)

Ojisan toto

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新作です。

オーダー主は美容室『ガバガバヘイ』『gram』のオーナーであるWさん。
去年の夏にオーダーを頂いてからずっとカタチにできずにいたbagが
ようやく完成しました。

当初ショルダータイプを考えていたのですが、Wさんの
「おじさんがもってもかわいいトートーバッグが欲しいなぁ・・・」の一言で決定。
というわけで、そのまんま『Ojisan toto』と命名。

そしてデザインのテーマもそこ。

“かっこよくてかわいいおじさんトートー”

ありそうでそうそうないトートーバッグを作ろう。


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Wさんにふさわしい素材をと探し求めて辿り着いたのが、帆布と刺し子。
どちらも素材自体に存在感があるものです。

帆布(6号)は肌色に珈琲を数滴たらしたような色に染めてもらい
デニムでいうとこのused仕様に仕上げました。
というのも、帆布の白さがWさんにはどうしても若すぎる気がし、
いい意味での「くたびれ感」が欲しかったのです。
帆布は折って染めているので、ところどころ染めムラがでて味になっています。


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内布には刺し子の風呂敷を。
とてもいいモノでハサミを入れるのが惜しかったのですが、
これ以上にふさわしい素材はみつけられませんでした。

ポケットは側面にひとつづつ。
酒袋×帆布、帆布の色合わせとそれぞれ表情を変えています。


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帆布と刺し子の合わせ部分、取り外しできるテントには赤の正絹を使いました。
この赤のおかげでそれぞれの色が引立ちます。


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細部の処理はこんな感じ。
接合部分の仕上げをどうするか最後まで悩んでいたけど
レザーにカシメ打ちしてfinishとしました。


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そして『工房まる』のメンバー、あっきーの落とし物で作った
『gram』のロゴ“g”を象ったオリジナルのプレート。
今年で50歳になられるWさんにリスペクトを込め作りました。
これをバッグに付けて完成です。


『Ojisan toto』はまるとの出会いの産物でもあります。

手を惜しまず何度も帆布を染めてくれたRさん。
「落とし物」という行為でわたしにアイデアをくれたあっきー。
そして、いつも笑顔で迎い入れてくれたメンバーとスタッフのみんな。

本当にありがとう。

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てぬぐいの納品袋に入れてお届けしてきます。
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by cotomono | 2007-03-22 14:44 | Cotomono Works | Comments(4)

お彼岸

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3月21日

ひ‐がん【彼岸】
1 仏語。生死の迷いを河・海にたとえた、その向こう岸。悟りの境地をいう。
2 「彼岸会(ひがんえ)」の略。《季 春》
3 雑節の一。春分の日と秋分の日をそれぞれ中日とする各7日間。春の彼岸と秋の彼岸。
4 向こうがわの岸。


心に不安があったり、誰かに感謝したくなるほどいいことがあると
決まって手を合わせたくなるのは何故だろう。
子供の頃からそういう親の姿をみてきたからかもしれないけど、
大人になった今でも変わらない。


 家族が健康でありますように。
 親不孝していますが、がんばるからもうしばらく見守ってください。


お彼岸の今日。
父母に兄と義姉と小さな姪っコ、そしてわたし。
それぞれご先祖様を前に何を思って手を合わせていたのだろう・・・




それからお彼岸といえばお団子。
これも決まって母が作ってくれた。



きな粉をつけたお団子を祖父母の写真の前にお供えし、
上野(あがの)焼きの小皿に3つづつ盛っていただく。


薄墨に青と白が混じったような上品な色合いのその皿は
質素な我が家には珍しく高価なものだったので、
昔はお正月だけしか使えなかった晴れのもの。
それに盛られた黒豆は美味しそうに光っていた。


60を越えてようやく普段使いができるようになったその皿に、
父母の堅実さがにじみでているようで頭が下がる。





どんな生き方をしようが、
そんな姿を忘れてはいけない。



お彼岸の今日。
ご先祖様に、そう諭された気がした。
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by cotomono | 2007-03-22 00:22 | Comments(0)

本気と真心

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芸能人が本職とは別にお店をもつ番組をみた。
成功の極意をきかれた元お笑い芸人の言葉。

「本気と真心」

何事も片手間では成し遂げられない。



生活していくことを思えば、
気持ちだけではどうにもならないことはわかっている。

好きなことだけで食っていくのには覚悟がいるし、
覚悟があっても食えないと好きなことはできない。


人間は弱い。


だから、持つのだろうか。


信念、を。
http://www.cotomono.com/about.html
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by cotomono | 2007-03-17 01:37 | Comments(0)

がんばろう。

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3月14日

はい、今日もひきつづき。

本日のお仕事は、
1.取手づくりと取り付け
2.外側と内側の縫い合わせ


手作りってこういうこと第二弾ってことで、しつけ縫い。
薄い布や小物のときはアイロンとまち針で済ませちゃうけど、
仕上げの善し悪しを考えるならやっぱりしつけは欠かせません。

お料理だってダシをとったり下味付けたりするだけで
がぜん美味しくなるでしょ。それと同じことです。

ま、生きるってことも然りか・・・。



さて、取手は昨日からさんざんイメトレやっていたので
スムーズに取り付け完了。
サクサクといい音をたててミシンは走ります。

この調子でこのままどこまでも縫えちゃうかも?と勢いづいたわたし。
最大の胆である外側と内側の縫い合わせもそのままミシンで。

が、しかし。

「無理させんなやー」といわんばかりの音をたててミシンストップ。
やはり6号帆布6枚分の厚みがある取手との接合部分は無理らしい・・・。


ふぅ。
手作りってこういうことやねんなぁ、、、わたし。



ひとりごちながら今日もニッパーの世話になってると
「木ノ花」の福田さんから電話が。


話によると、福田さんが懇意にされている東京の出版社の方が
手作りの作家を探しているとのことで、
ありがたいことに、わたしのことを猛プッシュして頂いたらしく、
作品の画像を何点か送ることになったのだ。
その出版社は暮らし系の雑誌を多く出版しているところで、
業界では老舗中の老舗。

日の目をあびるかどうかは別として、
福田さんのお心遣いが本当にありがたかった。


不器用なわたしのモノづくりの姿勢を理解していただき、
いつも背中を押してくださっている。

「がんばりなさい」という気持ちが心に染みる。




電話を切り、再び糸を解く。


そうだ。
今がんばらなくて、いつがんばるのだ。


がんばろう。

がんばろう。


そう心に唱え、針に糸をとおす。

ミシンが通らないなら手で縫えばいい。

ひと針ひと針、縫えばいい。



がんばろう。


そして、
がんばったら、


また、
がんばろう。
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by cotomono | 2007-03-14 18:34 | Comments(3)

色の醍醐味

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3月12日

ひきつづきWさんのバッグを。

今日は内側を作り込む。
バッグ芯を兼ねた大判のフェルトを4枚用意。
正方形に縫い合わせ、それからサイズにあわせて裁断。

いつもならこれに内布を縫い合わせベースをつくるのだけど、
赤のフェルトの彩度が思ったより低く、
刺し子の緑にあわせると沈んでしまう。


欲しいのは朱色に近い赤。

でも、既製品のフェルトでは思うような色はなくどうしたものかと
思いあぐねていたところハギレの山からいいものを発見。

着物の裏地かなにかだろうか?

薄いけど質感があって刺し子との相性もいい。
ベースを覆うほどの量はないので部分的に縫い合わせ。

この赤。

着物でいうとこの色襟みたいなもので、
仕上がりでみえるのは2〜3mm程度。


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でも、この赤があることで刺し子と帆布の存在感を
より引き立ててくれるのだ。

だから妥協はできない。


それにしても、色の力はすごいね。
生かすも殺すもつくり手次第ですけど。

まったくもって。

醍醐味ですわ。


いつか、
日本の色を訪ねて旅にいきたいなぁ・・・
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by cotomono | 2007-03-12 17:32 | Comments(0)

Okeico bag

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新作です。

と、いっても以前作っていたものをリメイクしたものなので
試行錯誤の作品。

名付けて、「Okeico bag」

コドモのお稽古バッグをイメージしたのと、
もうひとつ、これは自分にとってのお稽古だったから。


ちなみに、国語辞典によるとこんな意味。

けい‐こ【×稽古】
[名](スル)《古(いにしえ)を稽(かんが)えるの意》

1 芸能・武術・技術などを習うこと。また、練習。
「―に励む」「―をつける」「毎日―して上達する」
2 芝居などで、本番前の練習。下げいこ。リハーサル。「総―」
3 昔の書を読んで物の道理や故実を学ぶこと。学問。

・・・・・

うむ。
意味を知ると、改めて実感。


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しかしこのバッグ、出来としては60点といったところ。

オーダーものだとしたら、当然納品はできない。
ダメなところは自分が一番良くわかっている。

ただ、そういうマイナス面を含め、最初に作ったときと違って納得はしている。
チャレンジしたぶん、思うようにならないとこもあったけど
前回に比べ、より素材を知ることができた。


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確実に、次へとつながるものができたと。






今日は朝からくしゃみが止まらない・・・
やはり、花粉症なのかしら?
頭がぼーとしてだるい。



そのままベッドに倒れこみ空を仰ぐ。



雲がながれている。

ちぎれちぎれな雲が。


それから、

iTunesをながれる懐かしい曲・・・



 ♪


 いまつくってる うたやダンスの仕草
 あなたらしいと いってくれた
 誉められてるんだか からかわれてる

 いまでもなんだか わからない


 uu〜 
 lalalalala〜 lalala〜
 lalalalala〜 lalala〜



 あなたに ことばがたりなくて
 わたしに おもいがあふれた

 あなたに ことばがたりなくて
 わたしに おもいがあふれた



 目指してるように なれなくて
 空が 高すぎると ぼやけた日々

 目指してるように なれなくて
 空が 高すぎると ぼやけた日々



                 Asa festoon/夏の日々(02)





あの、ちぎれちぎれな雲は

どこへいくのだろう・・・



そして


わたしはずいぶんと、

遠いところまできたんだなぁ・・・
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by cotomono | 2007-03-04 17:30 | Cotomono Works | Comments(0)

キモチをカタチに

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3月3日

ここ数日、つぎつぎにイメージがあふれてきて仕方ない。
モノづくりをするにはいい状態なんだろうけど、
ときどき、大事なことがスポっと抜けてしまって怖くなる・・・
昨日も、危うくダブルブッキングするとこだった。


「3月は制作強化月間」
ほぼ日カレンダーに赤で大きく書き込み、やる気は満々なんだけど
どっか空回りしてるようで・・・。


今日も帆布を染めてもらいに「まる」へ。
明日から取りかかる予定だったWさんのバッグの素材。
忙しいRさんの手をお借りするので、あらかじめ裁断していったはいいが、
いざ持ち帰り、サイジングをしてみると、どうも取手分が足らない。
結局、来週もう一回染め直ししてもらうことに・・・。

ふぅ・・・
Rさん。ほんに、すんません。(反省)




それから。

Rさんに帆布を染めてもらいながら、
今、一番カタチにしたいキモチの話を・・・。


それは、ずっと心のなかにぼんやりとありながらも、
何かが欠けてるようで、
それがくるまで待っていたようなところがあるんだけど・・・。


それが、昨日ふとやってきたのだ。


前の職場の先輩であり、今はフリーでデザイナーをやっている彼。
私が一番信頼しているデザイナーであり、
モノづくりにおいては、どこか同志のような存在。

昨日、久しぶりに会っていろんな話をするなか、
彼にとって念願だった海外への一歩を踏み出すことを知った。


自分に正直に生きることを選んだ彼。
その決心は、自分のことのようにうれしいことだ。


彼に、つくりたい。

帰りの自転車を漕ぐ度にそのキモチがあふれてきた。
そして、部屋に戻るやいなやスケッチブックに走り書き。


不思議なもので、ぼんやりしていたものが一気に輪郭をなしていき
素材はもちろん、細かいディテールの部分までもはっきりと浮かんでくる。

そして、それを手にする彼の姿までも・・・


そう。
欠けていたものは、それなのだ。



つくりたいというキモチ。

小さな、力になれますように・・・と、誰かを思う気持ち。



そして、

わたしみたいなモノづくり人にとって、
そんなふうに思える存在があるということは、
何ものにもかわることのできない財産なのだ。



ありがとう。
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by cotomono | 2007-03-04 01:45 | Comments(7)