<   2007年 02月 ( 12 )   > この月の画像一覧

こころ、すこやかに。

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2月25日

この週末は実家へ。

思いがけず娘からの手作りのバッグをまえに、
母はわーと声をあげて喜んでくれた。
どの着物に合わせようかとあれこれ楽しそう。

ただし・・・
ここはこうした方がいいやらなんやらと、やっぱり注文が多い。(笑
ま、おかげで次回作への参考になったけどね。



土曜日は、父母と三人で『天領日田お雛まつり』へと。

それにしても草野本家のお雛さまはすごかった。
草野家は江戸元禄から明治にかけ蝋燭を業とし手広く商いをしていた
大商家だそうで、代々当主が京・大阪へ出向いた際に買い求めた
雛人形が総計178本。
大内裏雛のほか、古典や歌舞伎などを題材にしたユニークなものがずらり。
夜、みなが寝静まったあとざわざわと動き出して宴会とかしてそうで
なんだか愉快な心持ちに。
女の子のすこやかな成長と幸せを祈る雛人形。
時を越え受け継がれるものって、やっぱりエネルギーあるなぁ。

それから、賑わう豆田の町並みをつまみ食いしながらぶらぶら歩き。
〆にうな重をたべて帰路に。
たまにはこんな親子旅もいいもんだな・・・。





心苦しいけど、未だ本当のことを話せずにいる私。
少し早めの夕飯をつくってもらい、心のなかで詫びる。

そんな気持ちを知ってか知らないか
帰り際、いい番組があるからと母が教えてくれた。

『新日曜美術館』
染織家・志村ふくみさん

心のありようを、生命を紡ぐように染め織っていく。

小学生の時、国語の教科書で読んだ「桜染め」の話を思い出した。
植物はすべて、その色付いている部分(花弁)ではなく、
皮や幹から染められることを。
子供ながらにとても感動したのを憶えている。

志村さんは自然(生命)への愛にあふれた人。
そして、心に凛とした謙虚さをもっていらして、とても健やかだ。

志村さんの人と成りを知るうちに、じわじわと胸にこみあげてきて
母にその感動を電話で伝えたとこ、手紙を書いてみたらって言ってくれた。

間接的にでも、その人を知ることで自分の在りようを
みつめなおすことができるって、本当に大きなことだ。
知る前の自分とその後の自分は同じであってはいけないというか、
戒めのような目標のような存在。


あまりに大きな存在をまえに、
自分勝手に落ち込んでもしかたないけど。

心、健やかにあらねばと思う。


明日から、すこしづつ作品集をつくっていこう。


無理な背伸びはせず、

自分らしい
正直なものをつくろう。
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by cotomono | 2007-02-26 00:56 | Comments(0)

mother's bag

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新作です。

記念すべき・・・? Cotomono Works30号目の作品。
名前のとおり、母につくりました。

ドラマ『東京タワー』をみてたら、
倍賞美津子のオカンと母がだぶってみえて、
作らずにはいられなかったという・・・
いやはや、なんともかんともです。(苦笑


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表地には、むかし骨董市で手に入れた葉っぱ模様のような着物をほどき、
紫と黄色が混じった上品なピンクのウール地を合わせ、春の装いを。


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中は、赤が混じった黄色のフォークロアフェルトをバッグ芯に、
白地に点のようなピンクの水玉模様で清楚にすっきりと。

フォークロアのフェルトをバッグ芯にすることで、軽くて丈夫に仕上がります。

そう、母につくるポイントはまさしくそれ。

“軽くて丈夫な、使い勝手のいいバッグ”

バッグ芯を使うと隠さないといけないけど、フェルトだと見せることができ
デザインのアクセントにもなります。

ちなみに、フォークロアは3種類のフェルトを織り込んでいるぶん厚みがあり、
値段もそこそこするのですが、色といい使い勝手といい、
ほんとに賢い素材で手放せません。


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そして口の部分には目隠しを。
ココも母こだわりの重要ポイント。(笑

素材には、夏用の着物でおなじみの「絽(ろ)」を重ねて使っています。
張りがあり、少し透ける感じが軽やかに仕上げてくれました。


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ポケットは、内側と外側にひとつづつ。

外ポッケには、電車の切符を入れるのにちょうどいいサイズの切り替えを。
(電車に乗るとすーぐなくすからねぇ・・・。)
ちなみに、ここにペンとか長モノも差せます。

そして、入り口には赤いボタンを付けて安心安心と・・・。


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取手には、普段あまり使わないナイロン製のものを。
でも、実はこれがいちばん丈夫で、
表面に溝があるので滑らず手に馴染みます。

最後に端をカシメで打って、やんわりとフォルム付け。


自分でいうのも何ですが、
究極のオーダーメイドができたかも。




そして
母へ捧げる、記念すべき30号。

今夜はこれを持って実家に帰ります。



よろこんでくれるといいけど。
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by cotomono | 2007-02-23 12:49 | Cotomono Works | Comments(2)

Cotomono Works

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2月22日

ここ数日、どうやら“作りたいモード”にはいってるらしく
ずっとミシンをかけている。


こういう状態のときは、寝ても覚めてもそのことばかり。
いろんなことが湯水のように溢れてきてしかたないので、
思いつくままスケッチブックに走り書き。

そうこうしてるうち、ある思いに辿り着いた。


そうだ、作品集をつくろう。
 
 “Cotomono Works”


ホームページにするまえに、自分でつくってみよう。
切ったり貼ったりは子供の頃からお手のもんだし
手間ひまかける時間だけはいくらでもある。


そう思いついて、
これまで作ったアイテムを数えてみたとこ、29。
今日できたばかりの新作でちょうど30となる。


そして、「ある気持ち」をもってモノづくりをはじめて
もうすぐ丸3年になる。





アップしている画像のバッグは、
「ある気持ち」をもってつくりはじめた第一号の作品。


世界のデザインマイスターであり、わたしの心の師匠である
柳宗理さんへリスペクトを込めて作った。



  「心より発して手に応ずる」
  
  モノを作り出すには、心が高くなければならない。
  心が作品に表れるのだ。



柳さんのモノづくりスピリットに触れ
私の心は大きく震えた。


柳さんのようになりたい。


いつか、
柳さんのようなモノづくりがしたいと。


・・・・・


銀座マツヤにある老舗のGood Designセンター。
長年にわたり柳番をしてこられた長老は云う。
(以下、テキスト抜粋)


************************

  柳さんは国内、海外を含めて誰からも愛されるグットネイチャーを持っている。
  天性のものと育ちや成長の過程におけるものだと思うのですが、
  ハートが素晴らしい。
  ほかのデザイナーと比較しても、類い稀なくらい純粋な人だと思います。
  
  そして柳さんは何に対しても興味を示す。〜〜〜
  道端の石は大人にとってはだだの石ころだけど、子供はその石を使って
  汽車を作ったり、動物を作ったりする。
  その一生懸命さは大人にはないけれど、柳さんにはたくさんあるんです。
  クリエイションする想像や感動、驚き、限りない喜び。
  その稚気の部分が、柳さんのデザインの根本にあるのではないかと思います。
  
  柳さんの生活を見ていると、お母様や奥様の愛や協力が必要な人のように感じます。
  今後もそのような支えがある限り、100歳までデザインができると思います。
  
  そして、柳さんがやってくれるならば、
  私も100歳までグッドデザインのセールスマンでいようと思います。

************************


あなたがグッドデザイナーである限り、
わたしもグッドセールスマンであり続けたい。


最高のリスペクトだと思った。


そんな柳さんを自分なりに理解したくて、作ってみようと思った。
大好きなYanagiファブリックで。

それが、Cotomono Worksのはじまり。





柳さん。

迷ったり、悩んだり、立ち止まったり、
ときどき道草しながらですけど、
わたしはつくっています。


そして、

「ある気持ち」はいまもかわりなく、
私の心に在ります。
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by cotomono | 2007-02-22 18:13 | Cotomono Works | Comments(0)

satooco*uguisu bag

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新作です。

オーダー主は、同じマンションに暮らすsatoocoちゃん。
彼女の名前のままに「satooco*uguisu bag」と命名。

表地の素材には、彼女の希望もあり山口酒造場さんの前掛け「庭のうぐいす」と
6号帆布を淡いピンクに染めたものを合わせました。

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ピンクは彼女のイメージそのもの。
今回は、そこからデザインをふくらませました。

キーワードは・・・アンバランスなかわいらしさ。でも、甘すぎず。
従って外ポッケは、帆布の切れ端をそのままカシメ打ちにしざっくりとね。


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うぐいすの前掛けを素材に作るのは、これで5作目。

しかも、ショルダータイプはベストバランスのものを前回作っているだけに
いざ、オーダーどおりに一回り小さいサイズで作り始めると、
思った以上にうぐいすの白のボリュームがでてしまい、さてどうしたものかと。

で、こうなったら、もうバランス崩しちゃえってことで、
ボタンもわざと下に付けて、おとぼけ顔にしてます。
ま、satoocoちゃん自身、アンバランスなかわいさが魅力の子なので・・・
そう思ってしまえば、もうこっちのもんです。(笑


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中の素材には、バッグ芯を兼ねた黄色のフェルトに相性の良いボーダーを。
実は、今回一番頭を悩ませたのは内ポケットをどうつくるか。

というのも、以前、彼女は満員電車でスリに合いそうになった経験があり
お財布をカバーできるような、何かワンクッションになるようなものを
希望していたのです。

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それで、考えたのがこちら。
サンプルに文庫本をはさんでいますが、ここに彼女のお財布がぴったり収まります。
ポケットにしてしまうと、やぼったくなるし使い勝手も悪くなるので、
白のテープをクロスにかけ、やんわりとガードしています。
取り外しはマグネットボタンでラクラクです。

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ちなみに、もう一方のポッケにも防犯のため上カバーを付けました。
必要ないときは、帆布の下に入るように作っています。


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紐と本体との取り付けは、カシメを打って頑丈に。
今回のバッグは、布とは思えないくらいに丈夫に仕上がりました。


東京へも、海外へも。
これひとつで、どこへでも行けるように。


そして、
彼女のこれからを応援できるように。



がんばれ、satooco!
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by cotomono | 2007-02-21 23:37 | Cotomono Works | Comments(5)

のびる

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2月18日

赤い小さな実をつけた、この枝。
実は4ヶ月以上も前に月麦から連れて帰ってきたのだけど。
一向に枯れる様子はなく、すくすくとしてます。

枝の長さは130cmくらい。
深めの大きな花瓶に水をいっぱいはって、
ときどき水をかえたり根っこのぬめりを洗ったりしてるだけなんだけど。

驚くことに、のびてるみたいなんです。

1週間くらい前に気がついたのだけど。
こんな枝あったかしら?といつのまにやらの成長ぶりで、
ナナフシのような細い枝先がのびてらっしゃる。
定規をあててみたら、なんと10cmも!

赤い実も、しなびたレーズンのようになってはいるけど
落ちることなく色を添えている。

このままいくと、、、

どこまでいっちゃうんだろう・・・(笑


ちなみに、
1週間ほど前の日記に書いた、ぜんまい(WaRabee)さんは
なにか言いたげなふうにしなっと首をもたげ、
骨董のような趣きも・・・。


でも、こちらはそのうち食べちゃいますけどね。(笑
あげと人参と一緒にごま油で炒めたら美味しそう!

ふふふ。
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by cotomono | 2007-02-18 13:20 | Comments(0)

楽しみな人

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2月17日
昨日と今日と、2日つづけてmちゃんと会っている。

mちゃんは、私よりすこし年下のライターさん。
去年の夏、と或る集いの場で一緒になって以来のにどめまして。
はじめましてのときは、他に大勢人もいたこともあって
そんなに話をできなかったのだけど。


なんというか・・・

はじめてみたときから、
彼女のまとっている空気感みたいなものに妙に惹かれるものがあり。
ずっと、会いたいなと思っていたのだ。

そんな以心伝心?の甲斐あってか、
昨晩はふたりデートと相成った。


BEMで飲むつもりにしてたので、じゃ近場でってことになり
一件目はテムジンで餃子の夕べ。
やっぱりというか、どうやら気が合うみたいで、
テムジンで食べて飲んで話してあっという間の2時間。

実のところ、体調が万全ではなかったので
無理はせんようにと心得ていたものの
そんなことも忘れてしまうほど、一緒にいると
つぎからつぎに話したい言葉があふれてきて、
お勘定の頃にはすっかり旧知の仲になっていた。


それから、
すっかりお馴染みの立ち飲みbarBEMへ。

ちょっと、いつもより酔いがまわってるなーと思いつつ、
シナモンホットディとやらが飲んでみたかったので迷わずオーダー。
ウィスキーとシナモンがほんのりと香り、なるほど美味しい。

が、しかし・・・。

壁にもたれ、ちびちびいこうかとしてた矢先カラダがストップ信号・・・。
そこから座り込むほどの腹痛に襲われ、自力でたちあがるのがやっとの状態に。

うぅ・・・
せっかくのお酒も飲めず終いでスタッフの方に無礼を詫び、
mちゃんにタクシーを拾ってもらいなんとか家路に・・・。


そして、かわいこちゃん(myチャリ)で帰れなくなった私に代わって、
かわいこちゃんを安全な駐輪場まで運んでくれたmちゃん。

あぁ、、、情けないやらありがたいやら・・・。
mちゃんってば本当に心根のいい人だなぁ。





翌日は朝から冷たい雨。

今日はエコツアー(大人の遠足)なるものに参加する予定だったけど
体調を考慮し今回は遠慮することに・・・。申し訳ない。


というわけで。
午前中、博多で打ち合わせがあるというmちゃんを
昨夜のお詫びとお礼をかねてお昼ごはんにご招待。

といっても、メニューはいたってカンタン。

あげと豆腐としめじの味噌汁
梅とちりめんじゃこのおにぎり
ネギいっぱいのぶつぎり卵焼き
そして、食後のデザートは珈琲&いきなり団子


うちにお招きしたのにはもうひとつ理由があって。
それは、彼女も木が大好きなのだ。
それも、クスノキがとても。
聞けば、クスノキは彼女の故郷、熊本の県木になっているそう。

わたしは木の作家であるYさんがつくってくれた
テーブルや器、時計などクスノキでできた木のものたちに
囲まれ暮らしている。

昨夜、餃子をたべながら、
木から放たれる大きなパワーについて
熱く語り合ったわたしたち(笑

生きている木を前にすると、
謙虚な気持ちと途方もない包容力を感じてしまう。

そんなこと。
なんの気負いもなく話せる人ははじめてだ。



そして・・・

彼女とはなしているうち、
どうして惹かれたのかがわかった気がした。


彼女は真摯なのだ。
自分でも気がついていないくらいに。

それが故に、もがき苦しむのだけれど。


そしてわたしは、
そんな不器用で人間味のある人が気になってしまう。

mちゃんは、実に楽しみな人なのだ。




いつか、彼女のためにつくりたいなぁ・・・。

それが何かはまだわからないけれど。


そんな日がくることを、
わたしは楽しみに待っています。
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by cotomono | 2007-02-17 19:52 | Comments(0)

ピアノの彼方

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2月12日

きのうは友人らとともに佐賀市で行われたピアノコンサートへ。

ピアニストの名は崔 善愛 (チェ:ロイス:ソンエ)さん。


【略歴】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 大阪に生まれ北九州市の小倉で育った。
西南女学院中学・高校を経て愛知県立芸術大学および同大学院修了。
NHKのFM「夕べのひととき」でデビュー後、金城学院大学の講師となった。
二十歳のとき外国人登録証の指紋押捺を拒否したことで再入国不許可となったが、
世界の舞台で音楽を学びたいという思いを貫き米国インディアナ大学
大学院に3年間留学。世界的巨匠 G.シェベック、 J.シュタルケル、
ドゥビンスキーらそうそうたる教授陣に指導をうけた。
 これまでに F.アゴスティーニ(イ・ムジチ合奏団の元コンサートマスター)、
H.ツァック(シュトゥッツガルト室内合奏団の元コンサートマスター)、
ミラノ・スカラ座トリオらと共演する。また2005年からイタリアの数々の
音楽祭にも招聘されている。
 指紋押捺拒否裁判から永住権回復までを綴った自著 『「自分の国」
を問いつづけて』(岩波ブックレット)が劇作となった 「最終目的
地は日本」(脚本:堤春恵、主演:若村麻由美)は、2005年文化
庁 「日韓友情年」国際支援事業としてソウル(世宗会館)・釜山・
東京(俳優座劇場)で公演され、全10回公演 完売となるなど反響が
あった。 2006年 「ピースボート」の講師となるなど国内外で活動が広が
っている。現在、音楽芸術家協会に所属する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


彼女のバッググランドとシンクロするかのように
曲目のテーマは『祖国を追われた作曲家たち』

  ベートーヴェン(1770-1827)
  ・月光
  ・エリーゼのために
 
  バルトーク(1881-1945)
  ・ルーマニア民族舞踊曲  

  ショパン(1810-1849)
  ・エオリアン・ハープ
  ・ノクターン 遺作
  ・革命のエチュード
  ・別れの曲

  シューマン(1810-1856)
  ・トロイメライ





耳に馴染んだクラシックの名曲たち。

崔さんはその曲の背景をひとつひとつ、
静かに、でもよく届く語り口でお話して下さいました。




言葉が政治によって自由を奪われていた時代。
音楽(メロディー)だけは、心を自由に映すことができたのだろう・・・。


ショパン 『別れの曲』
フランス映画のタイトルとなったことから、日本ではそう呼ばれている曲。


祖国ポーランドがロシアに侵略されるなか、
仲間たちとともに革命の旗を揚げたいと切に願っていたショパン。
しかし、周囲の強い要望もあり音楽家として生きるためパリへ留学。
その後、ショパンはパリで華々しく成功するも、その思いはひとつ。

祖国へ帰りたい。

でも、志しをともにした仲間たちと離れ、
ひとり安全な場所に生きるショパン。

祖国を捨てた自責の念とロシアによる祖国併合により、
その願いは叶わないまま、39歳でこの世を去ります。

ショパンはパリへ発つとき、
二度と祖国へ帰ることはできないだろうと思ったそうです。

『別れの曲』は、
そんなショパンの喪失感を物語っているのです。






国家とは、なんだろう・・・。


それは、
あたたかく、やさしい家ではないようだ。


それどころか、
その名の下に、いとも簡単に踏みにじられていく。


ひとりの人間の、
ささやかな幸せさえも。


そして、
本当に違うといえるだろうか。


ショパンが生きた時代と、

いま、と。
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by cotomono | 2007-02-13 13:16 | Comments(2)

社会派って、なんやねん?

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2月11日

きょうは或る方に起こしていただいたおかげで、とってもいい一日に。

わたしは基本的に知らない世界の人の話をきくのが好きなんだけど、
きょうは、日本国際ボランティアセンターの高橋清貴さんのお話を・・・。

>>>>>>

以下、本日のお話のテーマ

発展途上国の人々と生き、同じものを見つめていく事から、
スタートした NGOや国際協力活動は、この10年、国際
政治の波に呑まれてしまったのか、そのアイデンティティの
再構築を迫られているように感じます。
発展途上国の貧困には「愛」を捧げ、真冬の路上生活者には
「自己責任」を振りかざす様な、そんな性格を「国際協力」
は抱えてしまってはいないでしょうか?
「国際協力」の冠をつけた国家・軍隊の活動を、誰の視点に
立って、いま何が問題であるのかを考えてみたいと思います。

>>>>>

わたしは友達のなかに市民運動やNGOをやってる人らがいっぱいいて、
自分では行動できないぶん、知り得ない世界を教えてもらってる。

で、そこで知り得たことを、友達に話すと決まって言われるセリフ。

「あなたは社会派だね」


え・・・?


じゃ、あなたが生きてるのは「社会」じゃないの?


断言しますけど。


わたし、社会派だなんて思ってませんから。
社会に興味があるのは、自分のことだから。


自分のことが大好きで、自分のことが知りたいと心底思ったら
至極自然のなりゆきで、社会に、世界につながっただけ。



そこに、社会派だか何派だか知りませんけど
フィルターをかける方がナンセンス。

かけちゃったらみえなくなるもの。

自分のことが。





社会派って、なんですか?




そんな問いかけ、
ノーセンスだね。
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by cotomono | 2007-02-11 23:25 | Comments(2)

WaRabee(訂正‥ぜんまい)

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モダンアートのようなこのカタチ

じつは、ワラビです。

きのう、月麦さんでみつけました。
http://www.tsumugi-hana.com/


植物なのに、骨董のような趣きがあって、

どんなふうに朽ちていくんだろうと・・・。


とても、気になる存在です。


******************************

訂正:すいません「ぜんまい」でした。
どこで勘違いしたのか・・・ははは。
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by cotomono | 2007-02-10 19:57 | Comments(4)

mashumix bag

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新作です。
オーダーを頂いた方のニックネームから
mashumix bagと命名。


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今回、初めて素材に帆布(6号)を使用。
内布には、バッグ芯を兼ねた紫のフォークロアフェルトにグレーのボーダーを重ね
カジュアルななかにも上品なティストを意識しました。

そして、デザインのキーワードは「2面性」
それは、オーダー主の彼女がもつ魅力でもあります。

スタンダード⇔アンチスタンダード
ブランド⇔古着
girlish⇔boyish
保守⇔リベラル
                   etc・・・

一見、相反するものを上手に取り入れ、自分色にミックスしたような
そんな、彼女らしさを表現できればとデザインを練りました。


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両サイドのポッケのうち、
ひとつはピンクと紫のフェルトを合わせて女の子チックに。

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もう一方は、
古着のジーンズからポケットの部分をそのままざっくりと。

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このA.P.Cのタグは、わたしがボロボロになるまで着続けた
ベビーピンクのシャツから切り取り、大切にとっておいたものです。
実は、このタグのもつ存在感に導かれイメージを膨らませました。

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それから、トートーバッグの宿命であり、
カタチ的にどうしても丸見えしてしまう中身を
カバーするために付けたブルーグリーンのテント。
裏ボタンにひっかけて取り外しができるようにしています。


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そして、わたしにとって一番の挑戦は、
定番と呼ばれるキャンバス地(帆布)のトートーバッグに
どれだけオリジナル性をもたせられるか。


ずっと思ってきたけれど、
正面きっては言えなかったこと。

それは、
わたしにしかできないもの。


別の言葉に置き換えれば、


それが、
「オーダーメイド」
という気持ちなのです。
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by cotomono | 2007-02-06 02:40 | Cotomono Works | Comments(4)