紐に付いている金具に「Cotomono」と刻印をいれていただけるそう。
生涯、大切に使いつづけます。
ひさしぶりに解放された、水曜の朝。
gramにカバンを納品した帰り、テトラに
イイダさんの傘をみにゆく。
まだ、準備中でしたが、
個展のまえうしろのよしみで先にみせていただけることに。
今年の春、日傘をみせていただいたときも感じたのだけど、
ほんとうに、ほんとうに、美しい佇まいのある傘で、
すばらしいのひとこと。
生地、傘骨、取手、金具、
そのひとつひとつに考え抜かれたデザインが宿っていて、
芸術をみているような、静かな気持ちにさせてくれます。
美大を卒業後、傘作りのおばあちゃんにいちから手ほどきを受けたそうで、
ここに至るまでは、大変なご苦労があったことかと...
でも、それがすべてイイダ傘店の哲学となり、
カタチに表れている気がします。
良いものは、人のなかに存在する良いものを呼び覚ます。
わたしも、良いものをつくらなければと、強く思った。
イイダ傘店 雨傘展「平成二十一年 秋」at art space tetra
会期…2009年11月25日(水)〜29日(日)
時間…11:00 - 19:00 (最終日は16時マデ)