人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Bravo!

Bravo!_a0072072_1115685.jpg

昨日は、Fさんと一緒に『Atelier Bravo』へゆく。
ここはいち福祉施設とは思えないほど、いろんなことに自由にチャレンジされていて
しばしばメディアに取り上げられてるので、名前を聞いたことのある人も多いのでは。

わたしたちがお邪魔した時も『Sunset Live』の舞台看板を制作中とかで、
テレビ取材の真っ最中。一緒に舞台をつくる造形作家さんを交えてアトリエは熱気?で
むんむん...の一方、メンバーのみんなはいたってマイペースにそれぞれ
作業に没頭したり、ぶつぶつと愚痴をこぼしたり、唐突に話しかけてきてくれたり、
その「空気読まない感」がたまらなくいいなぁと思うのだ(笑)

そんなアトリエの片隅をかりて、今回の企画の打ち合わせを。
担当してくださるスタッフのHさんはほぼわたしと同い年で、
先週『maru』で顔合わせした時から、どこか近いものを感じてて、
一緒に楽しいことができそうだとわくわくしていた。

思うに、どんな仕事(業界)でも先駆者と成りうる人に共通してあるのは
自分の垣根を作らないことなのかな?と。
もちろん、その根底には揺るがない信念や情熱があって然りだけど、
その思いに凝り固まらず、ものごとに対し柔軟な姿勢で望める人。
あと、できないと思い込まず、やっていく可能性を見いだしてゆく人。
そして、その可能性を他者に分け与えることのできる、ふつうの人。
Hさんをみていると、そんなふうに思うのだ。


余談だけど、Atelier Bravoのアート指導をされているスタッフのMさんとは、
2年半前の冬の或る日、偶然ある場所で一緒になり、たまたま帰る方向が同じというだけで
ご親切に車で送って頂いたことがあった。
そして、その送ってもらう20分ほどの間にお互いのことを話すうちに意気投合。
いつか一緒に何かできたらいいですね〜、とまたの再会を期待しそれきりだったけど、
時が経ち、こんなかたちで再会できるとは思ってもみなかった。


でも、あの時に感じた不思議な縁は、
今日につながる伏線のようでいて、
はじめから決まっていた気がしてならない。

つくることをあきらめないで、本当によかった。
これからが、本当に楽しみだ。
by cotomono | 2009-08-02 12:48
<< 原 丈人さん 点取占い >>