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ariyaないち日

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きょうは、ariyaという、いい気持ちのする本をつくっている友達が
遊びにきてくれたので、ひさびさにカレーを作っておもてなし。

ariyaは、福祉施設で作られる商品やその活動を紹介する情報誌で、
小さな、小さな本ではあるけど夢と希望のつまった気骨ある一冊。

実はこんど、そのariyaと一緒にものづくりをすることになり、
その打ち合わせを兼ね、きょうもいろんな話しをしたけど、
話せば話すほどに、わくわくが湧いてくる。
ariyaに関わるたくさんの人たちの気持ちをカタチにする以上、
責任は重いけど、ほんとに楽しみで仕方がない。

ariyaは読みものとして純粋に良い本なのだけど、
福祉作業所で作られるもの同様に、なかなか販路が開拓できずにいるのが現状。
それでわたしも何かしら力になれないかな?と思い、
わたしがいつもお世話になっている美容室にお願いしてみることに。

オーナーのワタナベさんは、これまでも
知的障害者通所授産施設であるatelier-bravoの髪を切ったり、
メンバーが描いた絵をお店に飾っていたりして、
暮らしのなかに自然とそういった風景がある人。
ariyaが目指すところを伝えたところ、その思いを汲み取ってくださり、
ariyaを常設してもらえることになった!

もちろん、大手の書店に陳列してもらえれば
印刷代も楽に払えるくらいに利益はだせるだろうけど。

でも、

蟻には蟻の、生きるが故の知恵と希望があり、
それを堂々と、カタチにしていこうではないか...と
秘かに闘志を燃やす、ひとり、いや、ふたりであった。
by cotomono | 2009-05-24 00:29
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