今朝早く、おじいちゃんが天に召された。
雲ひとつない青空の下、91歳の大往生。
最期までかっこよかったおじいちゃん。
天晴。
それにしても笑えるのが、うちの親。
ちょうど四国を旅行中だったのだけど、訃報を伝える電話をすると
慌てて帰ってくるのかと思いきや、予定どおりツアーを遂行するらしく
博多に戻ってくるのは夜の7時過ぎになるとのこと。
長年親子をやっていると、そんなもんなのかなー(笑
なのでわたしもいつもの土曜どおり、朝から掃除をしてミシンをかけている。
でも、ただひとついつもと違うのは、
おじいちゃんのことをずっと考えているってこと。
一緒に暮らしたことがなかったので、
おじいちゃんとの思いでは、ぼんやりとしたままだけど。
いつも慌てず騒がず、ゆったりと穏やかにそこにいてくれた。
まるで、今日の青空みたいに。
ありがとう、おじいちゃん。
おじいちゃんがいてくれたおかげで、
青空の下、今日もこうして
わたしは生きているのですね。
*写真は、おじいちゃんが大事に育てあげた、耳納連山の柿畑。