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小さく生きたい

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4月7日

選挙戦が終わった。

この6日間、

小さな仲間たちと
小さな思いを
小さな言葉で伝えてきた。



「どうやって生きていくのか?」

昨日と今日と、家族から少々脅迫めいたメールが入る。


・・・・・


選挙の手伝いをする前のわたしは
どうしていいのやらわからないでいた。
いまだってわからないでいる。

でも、Hさんや仲間たちと行動をするうちに
ひとつだけ、はっきりとわかったことがある。


わたしは、小さく生きたいのだ。



大きく生きようとすれば、大きな器が欲しくなる。
そして、その器をいっぱいにしようといろんなものが欲しくなる。
欲望は欲望を生み、それは永遠に繰り返されるのだろう・・・。


ねぇ、それであなたは本当に苦しくないの?



わたしは、苦しかったよ。
だから、手放したかったんだ。



わたしは、
だんだんと少なくなって
だんだんと自分に近づいている。


そして、わたしにって小さなことは
限りなく大きなことだということを知った。



小さく生きたい。

だから、手放したいものがある。



大きくて安心なものを求める家族に
この気持ちを理解してもらえるとは思えないけど、
話さなければならない。



小さく生きるための準備を
少しづつはじめよう。


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4月8日は福岡県知事・県議会・市議会選挙です。

福岡市議会議員の給料は88万円です。
それプラス@も含めれば100万を越えます。

議員の給与はわたしたちの尊い税金で賄われています。
現在も昔も変わらず、税金の多くが大企業に注入されています。
企業から献金を受けている議員が大半を占めているからです。
人工島をみればおわかりでしょう。
この莫大な公共事業のおかげで貴重な自然を失っただけでなく、
福岡市民ひとりあたりの借金は200万円にふくれあがりました。

アイランドシティを語るとき、
和白干潟に生息していた小さな生き物たちのことや
飛来してきていた渡り鳥たちがいたことを
どうか、忘れないでください。


そんな一方で、わたしたち市民の最低限の暮らしを支える福祉医療には
ちっとも税金が使われていません。

福岡市の健康保険料は横浜市の2倍、政令指定都市ではダントツのトップです。
その為、保険料が払えず保険証を取り上げられた人は13000人にも及びます。
福岡市は、この13000人に対して健康に生きる権利を奪ったのです。
ヨーロッパの多くの国は医療費は無料です。
当然のことですが、国民の命を保証するのは国の責任だからです。


お金で差別される現在の医療制度を正すには議会を変えることしかできません。

どんなに健康な人でも病気にはなるし、
みな等しく老いはやってきます。


政治なんて関係ないと思っているあなた
どうか、投票に行ってください。



政治で命が左右されるのですから。
by cotomono | 2007-04-08 00:24
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