『硫黄島からの手紙』を観た。
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たやすく言葉にはできないけど、
こんな時代だからこそ、
ひとりでも多くの人にみてもらいたい。
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「己が正しいと思う道を貫け」
己などない世界で、
井原剛志演じるバロン西が最期に残した言葉。
戦い抜いて命を果たすか
自らの手で命を断つか
投降して命を守るか
極限状態で、自分ならばどうしただろう。
・・・・・
みんな、生きたかった。
生きて、愛する人のもとに帰りたかった。
でも、
死のうと思ったものが生き、
生きようと思ったものが死んだ。
それは、
己の意志ではどうにもならない、
運命なのだろうか・・・。
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今年、88になる祖父は戦時中、海軍の潜水艦に乗っていた。
しかし、泳ぎが上手かったおかげで、戦局が激しくなる直前に、
呉の江田島海軍兵学校に呼び戻され、教官となっていた。
昭和20年8月6日、広島原爆投下時には家族を連れ大分に出張。
被爆を逃れた。
でも、終戦があと1ヶ月遅れていたら、
人間魚雷「回天」と運命をともにしていた。
去年、祖父は祖母と娘たちを連れ、終戦後はじめて江田島を訪れた。
多くを語ろうとはしない祖父だけど、「生かされた」者として、
ずっと「思い」を抱え生きてきたんだろう・・・。
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「世界中のあらゆる戦争に反対する」
己が正しいと思う道だから。
歩こう。
自分のために、歩こう。
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