昨日はアルバスさんでの展示最終日。
何ごともなく静かに終わるだろうな〜と思ってましたが、
ときどき、不思議な出会いがあるもので...
Studio Kura
搬出時間を2時間も繰り上げ(すみません...)電車に飛び乗り、
一日の終わりには、数時間前に出会ったばかりの人たちと
糸島のWestで天ざるうどんを食べていました...(笑
写真家のピーターさんとパートナーのベアーさん、とってもステキなカップル。
そして縁あって、わたしのとっておきのかばんはドイツにもらわれていくことに。
お土産ですと紙袋を手渡すと、
「amazing!!!!!!!!」と、感嘆の声をあげるベアーさん。
2年前に試行錯誤のなか作ったもので、東京、福岡、大阪、熊本、佐賀、福岡と、
わたしと一緒に旅しながら、だんだんと愛着が湧いていたこのかばん。
いろんな方にみていただいて、実は前日にも1年越しで欲しいと言って
下さった方がいらっしゃったのですが、結局はもらわれることはなく...
まだしばらくわたしの元にいるのだろうなぁと思ってたところ、
「very beautiful!」と、アルバスでベアーさんに一目惚れしてもらい、
この人にもらっていただこうと、はじめからそうなるのが分かってたみたいに
素直に思えました。
日が暮れて、みんなでナイトピクニックへ。
闇夜に光るホタルの群生をみたのは子どもの頃以来で、
青く光る生きもののふしぎを、水の音に感じ入る静かな時間。
(と、こんな風に書いちゃうことが陳腐なくらい...
山があって、川があって、田んぼがあって、鎮守の森があって、
糸島はわたしの故郷ではないけど、久しぶりに自分の原風景に帰ったように
からだが自然と解き放たれるひとときでした。
そんな、ふしぎでなつかしい、旅するような一日。
ピーターさん、ベアーさん、そして「kura」のみなさん、
ありがとう。